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- 内容紹介
- 目次
ヤクザは怖い。だが、ドンパチを一番恐れているのは、実は彼ら自身なのだ。実力行使はできるだけ避け、「何をされるかわからない」というイメージだけで相手に恐れ入ってもらえれば最高――ということになる。ヤクザが命懸けで培ってきた実戦ノウハウを、ビジネスの場で活かすもよし、恋愛に応用するもよし。対人関係の極意が「虚実の皮膜」にあることを知っていただければ幸甚である。(「はじめに」より)
向谷匡史(むかいだに・ただし)
1950年、広島県呉市生まれ。拓殖大学を卒業後、週刊誌記者を経て作家に。浄土真宗本願寺派僧侶、保護司、日本空手道「昇空館」館長を務め、武道家としての顔も持つ。長年の取材活動で培った「人を見る目」を存分に発揮し、人間心理の機微を捉えた鋭い洞察は他の追随を許さない。著書に『ヤクザ式相手を制す最強の「怒り方」』(光文社新書)、『決定版 ヤクザの実戦心理術』(光文社知恵の森文庫)、『定年後、ゼロから始めて僧侶になる方法』(飛鳥新社)など多数。
向谷匡史(むかいだに・ただし)
1950年、広島県呉市生まれ。拓殖大学を卒業後、週刊誌記者を経て作家に。浄土真宗本願寺派僧侶、保護司、日本空手道「昇空館」館長を務め、武道家としての顔も持つ。長年の取材活動で培った「人を見る目」を存分に発揮し、人間心理の機微を捉えた鋭い洞察は他の追随を許さない。著書に『ヤクザ式相手を制す最強の「怒り方」』(光文社新書)、『決定版 ヤクザの実戦心理術』(光文社知恵の森文庫)、『定年後、ゼロから始めて僧侶になる方法』(飛鳥新社)など多数。
はじめに この「ヤクザの心理術」を身につければ、
どんな「修羅場」でも冷静に対処できる!
第一章 反論を100%封じ込める![ヤクザの論理術]
1 「比喩」を使った名コピーで反論を許さない交渉テクニック
2 「無理難題」からはじめる交渉で所期の目的を達成する技術
3 相手に“ノー”と言わせずに外堀を埋めていく交渉テクニック
4 なんとなく納得してしまう「みなさんも……」という決めゼリフ
5 第三者を引き合いに出す、さりげない追い込み術
6 “断る理由”によって立場が逆転。その交渉は勝率80%!
7 “筋”のパワーは自由自在。うまく利用して難題解決
8 何気ない社交辞令が命取りに──ヤクザ流「言質」の取り方
9 沈黙は金なり──“後の先”で主導権を握る
第二章 「強い自分」を巧みに演出する![ヤクザの説得術]
1 “他人の目”で自分を見ることで、「なりたい自分」を演出できる
2 「第一印象」は持続する。初対面でナメられるな!
3 “ベンツ男”と“国産中古車男”──信用は「見た目」で決まる
4 交渉には一流ホテルを利用せよ! そして、自分を大きく見せろ!
5 「多忙=有能」のイメージを利用! ダブルブッキングで忙しさを演出
6 世間のイメージを上手に利用!“他人の苦労”もちゃっかり拝借
7 相手に「羽振りのよさ」を推測させる“小さな演出”
8 中身で勝負! は大間違い。身なりは内面も変える
9 一人歩きしてこそ生きる“伝説”や“武勇伝”
10 マイナスイメージを逆手に取る「コントラスト効果」
11 自慢話は、あくまでもさりげなく。相手から水を向けさせるべし!
第三章 相手の心を手玉に取る![ヤクザの交渉術]
1 頼み事をするときは“エビス顔”、相手が引き受けたら“夜叉の顔”
2 「思い込み」は相手の勝手──一目置かれる“言葉のマジック”
3 交渉の口火はハッタリで。わざと難航させて好条件を勝ち取る
4 熱意の説得は反発を買うだけ。説得とは、相手に「納得」させること
5 議論は、打ち負かすことではなく、「利」を得るためのものである
6 震え上がらせ、安堵させる妙──「ボケ&ツッコミ」の交渉術
7 “不確か”と思わせることで、信憑性をアップさせる
8 猫から虎に変わるとき──“真綿で首を絞める”必殺テクニック
9 「頼み事」は、した側が優位になるフシギ
第四章 どんな“修羅場”も一発逆転![ヤクザの問題解決術]
1 虎視眈々と言葉尻を取り、劣勢から攻勢に転じ、一気呵成に攻めよ!
2 ライバルを疑心暗鬼に陥れる風評(ウワサ)の効力
3 若い衆をスケープゴートに仕立てて間接的に落とす
4 「実るほど頭を垂れる稲穂かな」──イメージとのギャップで人望を得る
5 筋を通せば、無理も通る──“筋”のレトリックが窮地を救う
6 切れるヤクザは、常に責任の落としどころを考えている
7 “他人の不幸は蜜の味”──ウワサを広める極意
8 失敗したときに真価が問われる“災いを転じる”事後処理術
第五章 言うことを聞かない相手を一喝![ヤクザの人心掌握術]
1 至上命令であっても、決断は相手に委ねて退路を断つ
2 “ライオン”を手なずけるには、おもねらず、時機を見て高飛車に
3 失敗した者にケジメをつけさせる魔法の一言──「それで、どうする?」
4 親しき中にも「恐怖」あり──アメとムチで部下を操る
5 「行きはよいよい、帰りは怖い」──部下をその気にさせるレトリック
6 “全社一丸となって”は時代遅れ。「個」の意識を上手に利用せよ
7 “言いだしっぺ”の側に誘導するヒントを与える会話術
8 ワンマン上司操縦法は、まず「言い分」を受け入れること
参考文献
どんな「修羅場」でも冷静に対処できる!
第一章 反論を100%封じ込める![ヤクザの論理術]
1 「比喩」を使った名コピーで反論を許さない交渉テクニック
2 「無理難題」からはじめる交渉で所期の目的を達成する技術
3 相手に“ノー”と言わせずに外堀を埋めていく交渉テクニック
4 なんとなく納得してしまう「みなさんも……」という決めゼリフ
5 第三者を引き合いに出す、さりげない追い込み術
6 “断る理由”によって立場が逆転。その交渉は勝率80%!
7 “筋”のパワーは自由自在。うまく利用して難題解決
8 何気ない社交辞令が命取りに──ヤクザ流「言質」の取り方
9 沈黙は金なり──“後の先”で主導権を握る
第二章 「強い自分」を巧みに演出する![ヤクザの説得術]
1 “他人の目”で自分を見ることで、「なりたい自分」を演出できる
2 「第一印象」は持続する。初対面でナメられるな!
3 “ベンツ男”と“国産中古車男”──信用は「見た目」で決まる
4 交渉には一流ホテルを利用せよ! そして、自分を大きく見せろ!
5 「多忙=有能」のイメージを利用! ダブルブッキングで忙しさを演出
6 世間のイメージを上手に利用!“他人の苦労”もちゃっかり拝借
7 相手に「羽振りのよさ」を推測させる“小さな演出”
8 中身で勝負! は大間違い。身なりは内面も変える
9 一人歩きしてこそ生きる“伝説”や“武勇伝”
10 マイナスイメージを逆手に取る「コントラスト効果」
11 自慢話は、あくまでもさりげなく。相手から水を向けさせるべし!
第三章 相手の心を手玉に取る![ヤクザの交渉術]
1 頼み事をするときは“エビス顔”、相手が引き受けたら“夜叉の顔”
2 「思い込み」は相手の勝手──一目置かれる“言葉のマジック”
3 交渉の口火はハッタリで。わざと難航させて好条件を勝ち取る
4 熱意の説得は反発を買うだけ。説得とは、相手に「納得」させること
5 議論は、打ち負かすことではなく、「利」を得るためのものである
6 震え上がらせ、安堵させる妙──「ボケ&ツッコミ」の交渉術
7 “不確か”と思わせることで、信憑性をアップさせる
8 猫から虎に変わるとき──“真綿で首を絞める”必殺テクニック
9 「頼み事」は、した側が優位になるフシギ
第四章 どんな“修羅場”も一発逆転![ヤクザの問題解決術]
1 虎視眈々と言葉尻を取り、劣勢から攻勢に転じ、一気呵成に攻めよ!
2 ライバルを疑心暗鬼に陥れる風評(ウワサ)の効力
3 若い衆をスケープゴートに仕立てて間接的に落とす
4 「実るほど頭を垂れる稲穂かな」──イメージとのギャップで人望を得る
5 筋を通せば、無理も通る──“筋”のレトリックが窮地を救う
6 切れるヤクザは、常に責任の落としどころを考えている
7 “他人の不幸は蜜の味”──ウワサを広める極意
8 失敗したときに真価が問われる“災いを転じる”事後処理術
第五章 言うことを聞かない相手を一喝![ヤクザの人心掌握術]
1 至上命令であっても、決断は相手に委ねて退路を断つ
2 “ライオン”を手なずけるには、おもねらず、時機を見て高飛車に
3 失敗した者にケジメをつけさせる魔法の一言──「それで、どうする?」
4 親しき中にも「恐怖」あり──アメとムチで部下を操る
5 「行きはよいよい、帰りは怖い」──部下をその気にさせるレトリック
6 “全社一丸となって”は時代遅れ。「個」の意識を上手に利用せよ
7 “言いだしっぺ”の側に誘導するヒントを与える会話術
8 ワンマン上司操縦法は、まず「言い分」を受け入れること
参考文献
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