あらすじとイラストでわかる資本論

知的発見!探検隊

なぜ格差社会ができるのか?

定価
628円(本体571円+税10%)
ISBN
9784781670720
JANコード
1920133005712
NDC分類
331
発売日
2012年5月24日
製本
ページ数
248ページ
カテゴリー
ビジネス・経済
シリーズ
文庫ぎんが堂

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
不況はなぜ起こるのか。なぜ失業者や貧富の差が生まれてしまうのか。現代社会が抱える諸問題は、約150年前に、カール・マルクスの『資本論』によって明らかにされていた。資本主義の構造を徹底的に暴きながら、搾取される労働者を救うために執筆されたこの大著は、世界の政治・社会に大きな影響を与えた。本書は「難解」といわれる『資本論』全3巻の内容を、現代的な事例に置き換え、イラストや図解を交えながらわかりやすく解説する。
まえがき 今こそ『資本論』が必要な世の中だ!

Part.1 マルクスの生涯、および『資本論』と現代社会
 後に全世界を震撼させる大巨人の誕生
 資本主義社会に疑問を抱き始めた学生時代
 記者になったマルクスはジャーナリストの才能を発揮 他

Part.2 『資本論』を読み解く!
 やっぱり読み解くのは難しいの?

第1篇 商品と貨幣
 商品が商品としてあるために必要なものとは?
 商品生産で現われる労働の2つの顔とは?
 商品の価値はなぜお金で計るようになったの? 他

第2篇 貨幣の資本への転化
 貨幣と資本の違いって何?
 商品の交換は等価交換だったはずでは?
 労働と労働力ってどう違うの?

第3篇 絶対的剰余価値の生産
 労働の性質は昔と今とでは違うの?
 資本は変わる部分と変わらない部分がある?
 労働者はどれくらいしぼり取られているの? 他

第4篇 相対的剰余価値の生産
 生産力が高まると、労働の価値が下がる!?
 労働者が集まると何が変わるの?
 資本主義は分業体制でどう変わったの? 他

第5篇 絶対的剰余価値と相対的剰余価値の生産
 資本主義社会で「生産的」って何?
 労働時間と労働力と生産力の関係って何?
 剰余価値をもっとわかりやすくいうと?

第6篇 労働賃金
 労働者の賃金は労働の値段なのでは?
 日給や月給でも不払いがあるの?
 出来高払いなら搾取されないのでは? 他

第7篇 資本の蓄積過程
 資本が回転するってどういうこと?
 資本の増殖が本格化したきっかけは何?
 なぜ資本家はそんなに資本を大きくしたいの? 他

その後の『資本論』
 マルクス死後も、どうやって『資本論』はできたの?
 資本は社会全体でどのように流通しているの?
 最終巻の第3巻はどうやってできたの? 他

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