〈小説〉東大過去問・現代文

川渕圭一

話題の著者による、痛快「勉強小説」!

定価
755円(本体686円+税10%)
ISBN
9784781670683
JANコード
1920193006865
NDC分類
913
発売日
2012年3月29日
判型
文庫判  
製本
ページ数
256ページ
カテゴリー
趣味・実用
シリーズ
文庫ぎんが堂

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
ある日の夕暮れ。37歳で医者になった変わり者の“おじさん”が、30年前の東大入試問題(現代文)を一緒に解くため、甥っ子受験生シゲルの家をふらりと訪れた。……“連ドラは「線」か、「面」か?”“「言葉がすべて」な場所とは?”“経験はコドクか?”。
名問題文と格闘するうち、見えてきたものは――。「やりなおし人生」を自ら明るく実践してきた「脱サラ現役医師」にしてベストセラー作家である著者が放つ、痛快「勉強小説」!
はじめに ─30年前の名問題文は、色あせない!

おじさん、家庭教師になる

第1の夕べ では、さっそくはじめよう!
1 医者に必要なのも「読解力」なんだよ。
2 感受性を失った瞬間に、人は青年時代を終えるんだ。

第2の夕べ おじさん、また来る
3 作家だって、パフォーマンスしたら?
4 “100%の自由恋愛”は、うまくいかない。

第3の夕べ おじさん、ドーナツを買ってくる
5 そこへ行けば、ことばがすべてなんだ。
6 「設問さまさま」だね、おじさん。

第4の夕べ 重量オーバーで来た郵便
7 「石のような男」になってみたい?
8 青カビは、黙して語らず。

第5の夕べ おじさん、ヘソを曲げる
9 連ドラは「線」か? 「面」か?
10 経験って、孤独なものなの?

最後の夕べ おじさん、風邪をひく
11 カメレオンは、どんな眼を持っている?
12 時代が変われば、常識も変わる。

おじさんからの言葉

おわりに ─たかが受験勉強、されど受験勉強

新刊New Releases

next
prev