山口組激動史〈第2部〉山一抗争~六代目

大道智史

司忍六代目へと至る、野望と抗争の軌跡。

定価
838円(本体762円+税10%)
ISBN
9784781670638
JANコード
1920136007621
NDC分類
368
発売日
2012年1月31日
判型
文庫判  
製本
ページ数
256ページ
カテゴリー
ノンフィクション
シリーズ
文庫ぎんが堂

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
死者29人、逮捕者560人を出した山一抗争の終結後、渡辺芳則五代目体制が発足。さらなる全国進出を目指していた山口組だが、宅見若頭が直系組織・中野会によって暗殺されるという衝撃的な事件に見舞われる。若頭長期不在ののち、その座についたのは弘田組組長・司忍だった。そのわずか数ヶ月後、渡辺組長の引退と司忍六代目就任という電撃人事が発表される──。数々の抗争を勝ち抜き、比類なき大勢力を築きあげた山口組激動の軌跡、全2巻。


【著者紹介】

大道智史 おおみち・さとし
1938年生まれ。大阪市出身。関西を中心に暴力団関連の取材歴30年。関係各誌に記事を連載。2011年2月逝去。
第1章 血で血を洗う壮絶な「山一抗争」
血みどろの銃撃戦で幕開け
終結話をブチ壊した銃声
一和会解散・山広会長引退で終結

第2章 渡辺芳則五代目組長体制発足
長期安定政権を嘱望される
五代目体制発足後相次ぐ対立抗争
広島・共政会との全面戦争への危機
関東進出のきっかけとなった「八王子抗争」
法規制強化の引き金になった「山波抗争」

第3章 全国進出により各地で火花
北海道での刺殺事件を発端に「山極抗争」
山口組系対会津小鉄系の群発事件から「山会抗争」
中野会・中野太郎会長襲撃の「八幡事件」
事件の背景に疑念を抱く中野会長

第4章 宅見勝若頭暗殺事件
山口組ナンバー2暗殺の衝撃
絶縁処分ではじまった中野会への報復攻撃
執行部を悩ます中野会問題
沈黙を守り通した中野会長

第5章 司忍六代目組長体制発足
渡辺五代目体制の〝異変〟
「中野会」解散の衝撃
司組長「六代目」への波瀾と軌跡
組織陣容一新で新体制スタート
司六代目体制の〝対外戦略〟
おわりに──その後の六代目

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