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- 内容紹介
- 目次
「彼女たち」が地方経済の救世主になる－－「自治体消滅」の危機が叫ばれ、地方創生の必要性が議論されて久しい昨今、本当にこのまま地方経済は衰退してしまうのか。ご当地アイドルのライブに集まるファンの熱い声援を目の当たりにすると、まだまだ再生のチャンスはあるのではないか。AKB48グループが地元の要請に応えて初めて大都市圏以外に進出する「NGT48」、全国のご当地アイドルにライブ会場を提供する「東京アイドル劇場」、現役アイドルへの直接取材をもとに、地方から日本経済を活性化するためのヒントを探る。NGT48キャプテン・北原里英との対談を収録。
田中秀臣（たなか・ひでとみ）
1961年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、上武大学ビジネス情報学部教授。専門は経済思想史・日本経済論。「リフレ派」経済学者の代表的な論客として、各メディアで積極的な発言を続けている。サブカルチャーにも造詣が深い。著書に『AKB48の経済学』『デフレ不況 日本銀行の大罪』（朝日新聞出版）、『日本経済復活が引き起こすAKB48の終焉』（主婦の友社）、「雇用大崩壊」（日本放送出版協会）、『経済政策を歴史で学ぶ』（ソフトバンク新書）、『不謹慎な経済学』（講談社）、共著に『エコノミスト・ミシュラン』（太田出版）、『「30万人都市」が日本を救う！』（藤原書店）、『「復興増税」亡国論』（宝島社新書）などがある。『昭和恐慌の研究』（共著、東洋経済新報社）で第47回日経・経済図書文化賞受賞。
田中秀臣（たなか・ひでとみ）
1961年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、上武大学ビジネス情報学部教授。専門は経済思想史・日本経済論。「リフレ派」経済学者の代表的な論客として、各メディアで積極的な発言を続けている。サブカルチャーにも造詣が深い。著書に『AKB48の経済学』『デフレ不況 日本銀行の大罪』（朝日新聞出版）、『日本経済復活が引き起こすAKB48の終焉』（主婦の友社）、「雇用大崩壊」（日本放送出版協会）、『経済政策を歴史で学ぶ』（ソフトバンク新書）、『不謹慎な経済学』（講談社）、共著に『エコノミスト・ミシュラン』（太田出版）、『「30万人都市」が日本を救う！』（藤原書店）、『「復興増税」亡国論』（宝島社新書）などがある。『昭和恐慌の研究』（共著、東洋経済新報社）で第47回日経・経済図書文化賞受賞。
はじめに
特別対談 田中秀臣×北原里英
「NGT48が地方消滅を止める!」
NGT48移籍、キャプテン就任を決意した本当の理由
番組のロケで感じた新潟のパワー
姉妹グループとの差別化とキャプテンのお仕事
新潟県民のNGT48に対する熱い期待
新潟から日本、そして世界の経済を動かす戦略
新潟から始まるAKB48グループの「新しい物語」
第一章 NGT48の新潟発・地方再生戦略
「なぜ新潟なのか?」─NGT48誕生の衝撃
NGT48が地元の期待を集める理由
「地方消滅論」とご当地アイドル
民間発・街おこしの切り札としてのNGT48
コラボ企画に見るNGT48の壮大なミッション
上越新幹線と関越道が生み出す「逆ストロー効果」
ご当地アイドルと「場所の文化資本」
「薄商い市場」で活動するご当地アイドル
アイドル市場を創出する「成長物語」
中堅アイドル・北原里英の再生
地場産業＝Negiccoと大企業＝NGT48の共存は可能か
第二章 AKB48と姉妹グループの経済学
すべては「アキバ」という場所から始まった
旧来型＝乃木坂46の隆盛、新機軸＝AKB48の死角
SKE48が堅実第一の名古屋でも総選挙に強い理由
NMB48の停滞と「橋下維新」の迷走
HKT48と指原莉乃、宮脇咲良の「成長物語」
JKT48、SNH48─AKB48グループのグローバル戦略
日本型アイドルビジネスを世界に展開するヒント
第三章 ご当地ソングとしての邦楽─脱・戦後アイドル論
邦楽の起源を探る─大瀧詠一の「分母分子論」
封印された『蛍の光』の歌詞─音楽界の右派と左派
嵐に見るジャニーズの経済学
目標のブロードウェイを追い越したジャニー喜多川
中森明夫の「敗戦後アイドル論」と「アメリカの影」
阿久悠が目指した「二つの夢のアメリカ」
戦後言論空間と「ソフト・パワー」
ドイツ、韓国が抱える「アメリカの影」
「クールジャパン戦略」への誤解
BABYMETALが巻き起こす邦楽の「創造的破壊」
第四章 ご当地アイドルの戦略と経済効果
「ライブアイドル」の理想と現実
ライブとサブカルチャー、インターネットの融合
「東京アイドル劇場」の挑戦
札幌から全国区に進出したWHY@DOLL
まなみのりさが広島・東京の「空間の壁」を越えた理由
「三〇万人都市」高知から東京を目指す、はちきんガールズ
丸山夏鈴のクラウドファンディングに見る経済事情
濱野智史がプロデュースするPIPの今後
日本のアイドル市場の規模を試算する
「福岡アイドル戦争」を数字で読み解く
第五章 「ポストデフレ」時代のご当地アイドル
デフレ不況とアイドルブーム
「あまちゃん」ブームとデフレ不況
「アイドルは不況に強い」を検証する
ご当地アイドルとJリーグの共通点
ファンの「心のケア」を担うご当地アイドル1
ご当地アイドルへの二つの提言
NGT48が切り開くポストデフレ時代のビジネス戦略
本文写真撮影：小久保松直（イースト・プレス）
構成：久保田正志
特別対談 田中秀臣×北原里英
「NGT48が地方消滅を止める!」
NGT48移籍、キャプテン就任を決意した本当の理由
番組のロケで感じた新潟のパワー
姉妹グループとの差別化とキャプテンのお仕事
新潟県民のNGT48に対する熱い期待
新潟から日本、そして世界の経済を動かす戦略
新潟から始まるAKB48グループの「新しい物語」
第一章 NGT48の新潟発・地方再生戦略
「なぜ新潟なのか?」─NGT48誕生の衝撃
NGT48が地元の期待を集める理由
「地方消滅論」とご当地アイドル
民間発・街おこしの切り札としてのNGT48
コラボ企画に見るNGT48の壮大なミッション
上越新幹線と関越道が生み出す「逆ストロー効果」
ご当地アイドルと「場所の文化資本」
「薄商い市場」で活動するご当地アイドル
アイドル市場を創出する「成長物語」
中堅アイドル・北原里英の再生
地場産業＝Negiccoと大企業＝NGT48の共存は可能か
第二章 AKB48と姉妹グループの経済学
すべては「アキバ」という場所から始まった
旧来型＝乃木坂46の隆盛、新機軸＝AKB48の死角
SKE48が堅実第一の名古屋でも総選挙に強い理由
NMB48の停滞と「橋下維新」の迷走
HKT48と指原莉乃、宮脇咲良の「成長物語」
JKT48、SNH48─AKB48グループのグローバル戦略
日本型アイドルビジネスを世界に展開するヒント
第三章 ご当地ソングとしての邦楽─脱・戦後アイドル論
邦楽の起源を探る─大瀧詠一の「分母分子論」
封印された『蛍の光』の歌詞─音楽界の右派と左派
嵐に見るジャニーズの経済学
目標のブロードウェイを追い越したジャニー喜多川
中森明夫の「敗戦後アイドル論」と「アメリカの影」
阿久悠が目指した「二つの夢のアメリカ」
戦後言論空間と「ソフト・パワー」
ドイツ、韓国が抱える「アメリカの影」
「クールジャパン戦略」への誤解
BABYMETALが巻き起こす邦楽の「創造的破壊」
第四章 ご当地アイドルの戦略と経済効果
「ライブアイドル」の理想と現実
ライブとサブカルチャー、インターネットの融合
「東京アイドル劇場」の挑戦
札幌から全国区に進出したWHY@DOLL
まなみのりさが広島・東京の「空間の壁」を越えた理由
「三〇万人都市」高知から東京を目指す、はちきんガールズ
丸山夏鈴のクラウドファンディングに見る経済事情
濱野智史がプロデュースするPIPの今後
日本のアイドル市場の規模を試算する
「福岡アイドル戦争」を数字で読み解く
第五章 「ポストデフレ」時代のご当地アイドル
デフレ不況とアイドルブーム
「あまちゃん」ブームとデフレ不況
「アイドルは不況に強い」を検証する
ご当地アイドルとJリーグの共通点
ファンの「心のケア」を担うご当地アイドル1
ご当地アイドルへの二つの提言
NGT48が切り開くポストデフレ時代のビジネス戦略
本文写真撮影：小久保松直（イースト・プレス）
構成：久保田正志
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