夜明けを待つならあなたと
わたし、酔ったみたい……。
刹那の快楽が永遠の愛となって、ふたりの心に刻みこまれ──
- 定価
- 792円(本体720円+税10%)
- ISBN
- 9784781619149
- JANコード
- 1920193007206
- NDC分類
- 913
- 発売日
- 2020年9月10日
- 判型
- 文庫判
- 製本
- 並
- ページ数
- 256ページ
- カテゴリー
-
文芸・小説
詳細Detail
- 内容紹介
わたし、酔ったみたい……。
刹那の快楽が永遠の愛となって、ふたりの心に刻みこまれ──
修介は、高校生のころに家庭環境が崩壊して以来、なんの希望も持たずに生きてきた。母親の三回忌で帰郷したところ、高校のクラスメイトだった夏純と十数年ぶりに再会する。彼女はシックなワンピースに身を包み、大人の色香を漂わせていた。高校時代の夏純は華やかで成績もよく優等生で、平凡な修介とは接点がほぼなかった。だが、家庭環境が崩壊して苦しかったとき、修介にとって彼女は唯一の光で、密かに想いをよせていた。そんなことを思い出していると、暑さと疲れのせいか、修介は目眩を起こしてしまう。すると夏純が介抱してくれて、車に乗せられた修介は、そのままホテルへと……。
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