薬いらずで認知症は防げる、治せる! 認知症医療で後悔しない3つの方法

佐藤俊彦 著 / 長谷川亨

認知症は防げる、治せるんです!
なぜ専門医に誤診が多いのか、薬が効かないか、の理由
そして、ボケないために今取り組むべき対策を紹介。

定価
1,100円(本体1,000円+税10%)
ISBN
9784781615103
NDC分類
490
発売日
2017年2月10日
判型
全書判  
製本
ページ数
176ページ
カテゴリー
暮らし・健康

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
なぜ専門医に誤診が多いのか?
それは病気を可視化する「画像診断」を疎かにしてるからです。
なぜ治療薬が効かないのか?
それは認知症の原因とされる「アミロイド仮説」が間違っているからです。
10年後には「認知症800万人時代」が来ると予測されるなか、
「ホモシステイン酸」というアミノ酸の一種がアルツハイマー病の真因だったという
衝撃の発見をした著者が誤診だらけの医師、
対処法でしかない認知症医療で後悔しないための予防、早期発見、早期療法を
説明する認知症を「治すため」「ならないため」の具体策を紹介。

佐藤俊彦(さとう・としひこ)
1960年、福島県生まれ。1985年、福島県立医科大学卒業、同大学放射線科入局し、日本医科大学第一病院放射線科助手、獨協医科大学放射線科助手、鷲谷病院副院長を経て、1997年に宇都宮セントラルクリニック(現(医)DIC)を開院。2012年10月野口記念インターナショナル画像診断クリニック院長就任。医療法人DIC宇都宮セントラルクリニック理事、セントラルメディカル倶楽部顧問医、メディカルリサーチ株式会社顧問、米国財団法人 野口医学研究所常務理事。

長谷川亨(はせがわ・とおる)
1945年福島県生まれ。1972年3月 東北大学大学院薬学研究科薬学修士、1980年4月岡山大学医学部 医学博士。
1982年4月 佐賀医科大学医学部地域保健科学助教授に就任、2000年4月より現職。専門は公衆衛生でストレス予防。 緑茶の抗認知症予防作用を発見し、ここからアルツハイマー病の危険因子であるホモシステイン(HA)を緑茶が抑制する作用を発見する。また積極的な生き方やある種の食事療法により、HA濃度が低下し、アルツハイマー病でありながら、認知機能の回復や維持が可能であることも発見した。従来、アルツハイマー病の原因と言われてきたアミロイドタンパクを除去する療法がヒトでは認知機能の回復が出来ないという報告が出たことより、近年、学会から熱い注目を受けている。
はじめに

第1章 もう認知症は怖くない 佐藤俊彦
ボケと認知症は何が違うのか
「キレる老人」は認知症の可能性大
主な認知症の種類
脳の神経細胞が変化、減少することで発症する「変性性認知症」
家族性と老年性の2タイプがあるアルツハイマー病
65歳未満で発症する若年性アルツハイマー病
男性に多いレビー小体型認知症
パーキンソン病が引き起こす認知症
性格や言動が変わってしまう前頭側頭型認知症
脳疾患の影響を受けて発症する「二次性認知症」
アルツハイマー病に症状が似ているクロイツフェルト・ヤコブ病
脳の圧迫で認知症を引き起こす正常圧水頭症・慢性硬膜下血腫
「治る認知症」と「治らない認知症」
ボケるか、ボケないかの境目はMCI(軽度認知障害)
認知症予防にはMCIの早期発見が不可欠

第2章 早期発見のカギは「画像診断」 佐藤俊彦
早期診断・早期治療に消極的な病院に要注意
画像診断は、「治る認知症」を見つけるもっとも有効な方法
理想は早期のPET検査
ケーススタディでみる認知機能障害
・ケース1 前頭側頭型認知症 Aさん 70歳・男性
高次脳機能障害は、適切なリハビリで効果があらわれる
・ケース2 高次脳機能障害 Bさん 10代・男性
・ケース3 高次脳機能障害 Cさん 60代・女性
相続にも大きく関係する認知症
・ケース4 公正証書遺言に関わる事案  Dさん・男性
・ケース5 交通事故後の高次脳機能障害と、
      当該事故との因果関係をめぐる事案 Eさん 60代・女性
進行を遅らせるだけで効果がない認知症治療薬
認知症治療薬のコワイ副作用
「薬漬け」治療から脱するための選択肢
最強の予防策はホモシステイン酸の抑制
コラム

第3章 ついに解明された認知機能低下のメカニズム 長谷川亨
急増するアルツハイマー病患者
アルツハイマー病の進行と危険因子
60歳からでも認知症改善はできる
これまでのアルツハイマー病研究
間違いだった「アミロイド仮説」
認知症の病変があっても発病しない人はいる
神経細胞のコネクションを抑制するホモシステイン酸
緑茶をよく摂る人ほど脳の働きが活発になる
記憶障害とホモシステイン酸
腎臓病はアルツハイマー病の原因になる
ストレスはアルツハイマー病の大きな要因
ストレスはホモシステイン酸の大好物
ホモシステイン酸の有害な働き
ストレスに敏感な女性は、アルツハイマー病になりやすい
ストレスの長期化が、アルツハイマー病を招く
若者より深刻な高齢者のストレス
元気な老後は「良いストレス」から
ホモシステイン酸とアミロイドβの関係

第4章 「食で」認知症は防げる、治せる! 長谷川亨
アルツハイマー病になりたくなければ緑茶を
ストレスを抑制する緑茶のチカラ
緑茶に含まれる成分が毒素を減らす
入浴後の緑茶は、認知症予防に効果大
認知症予防に、肉の食べ過ぎは禁物
体が生まれ変わるケトン体とは
油を摂るならココナッツオイル
極めて優秀な食品は、大豆タンパク
アルツハイマー病の予防と改善に役立つ栄養素
抗酸化作用を発揮するポリフェノール
脳の老化をストップさせる魚類
全身から健康になる「地中海食」
コーヒー、カカオは脳にとってのスーパーフード
ホモシステイン酸を撃退するには、複合技がもっとも効果的
圧倒的な効果がみられたHBF
コラム

おわりに

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