闇の支配者たちの情報操作戦略 サイオプス 金融サイバー攻撃と「第3次世界大戦」のカラクリ

ベンジャミン・フルフォード

ギリシャ経済崩壊→中国株大暴落→?
次の金融危機は戦争の「序章」にすぎない!

定価
1,650円(本体1,500円+税10%)
ISBN
9784781613635
NDC分類
319
発売日
2015年8月17日
製本
ページ数
240ページ
カテゴリー
ビジネス・経済

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
ギリシャ経済崩壊→中国株大暴落→?……次の金融危機は戦争の「序章」にすぎない!
洗脳工作、プロパガンダ、諜報戦、戦争広告代理店、「右傾化」世論操作、国立競技場建て替え問題、そして経済支配……安倍政権が「安保法制」を焦った真相。

ベンジャミン・フルフォード
1961年カナダ・オタワ生まれ。外交官の家庭に生まれ、1980年に来日。上智大学比較文化学科を経て、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学を卒業。その後、再来日し、「日経ウィークリー」記者、米経済誌「フォーブス」アジア太平洋支局長など経て、現在はフリージャーナリスト。近年、日本に帰化している。
はじめに 新聞、テレビのニュースから感じる「違和感」の正体
第1章 なぜ日本は戦争に駆り立てられるのか
 日本人のメディアリテラシーを試す「5つの質問」
 なぜ安倍総理は安保法制を急いだのか
 イスラム国の残虐テロは「やらせ」だった
 「5年前の自分」との会話
 想像もできなかった日中関係の悪化
 誰も気づいていない「3・11」という曲がり角
 開戦前夜特有の「意識の断絶」
 アメリカ人が戦争を始めるための「ルール」
 では、日本が戦争を始めるための「ルール」とは
第2章 日本人が知らない「サイオプス」の全貌
 私が日々感じている情報戦の罠
 各国首脳もハメられた「ハニートラップ」
 「武力」としての情報戦略
 サイオプスを構成する「3つの戦略」
 軍隊に対する情報戦、民間に対する情報戦
 アメリカに「外務省」がない理由
 国務省が行う「2つのプロパガンダ工作」
第3章 戦争の裏側で暗躍するサイオプス
 戦争のカギを握る「緩衝地帯国家」を操れ
 戦後最悪だった「ユーゴ内戦」の舞台裏
 ユーゴで暗躍した「戦争広告代理店」
 ボスニア・ヘルツェゴビナ発「戦争報道」のカラクリ
 「ニュースステーション」で使われた心理戦術
 「民族純化」のイメージをつくりだす戦略
 「セルビア=ナチスの再来」という印象操作
 印象を決定づけた「一枚の写真」
 アメリカのPR会社の暗躍
 なぜアメリカはユーゴで戦争を起こしたのか
第4章 「情報戦」で読み解く世界史
 アレキサンダーが駆使したサイオプス
 印象操作が生み出した「最強のモンゴル軍」
 情報戦で島国から世界帝国にのしあがったイギリス
 コミック、絵画、銅像・・・芸術を駆使したサイオプス
 サイオプスを最高レベルまで高めたナチス
 覇権国家ほどサイオプスに人とカネをつぎ込んでいる
 テロリズムとサイオプス
 「実行犯」を担う民間軍事会社
 サイオプスでつながる戦後史の「点と線」
第5章 プロパガンダとしてのオリンピック
 日本の占領統治に利用された「3S」
 なぜ国立競技場建て替え問題はこじれたのか
 FIFA汚職事件の「黒幕」
 植民地スポーツだった格闘技の闇
 FIFAとIOCをつくった闇の勢力
 スパイ活動の温床としてのサッカー
 サッカーが引き起こした戦争
 内戦化するサッカー・スペインリーグ
 国民の団結を強めるアメリカンスポーツ
 「ウルトラマン」はサイオプスの一環だった
第6章 ギリシャ危機と中国株暴落-「経済情報戦」のカラクリ
 ギリシャは情報戦の「被害者」にすぎない
 欧米金融資本の食い物にされたギリシャ
 2015年「中国株大暴落」の真相
 日本の高度成長の裏で行われていたこと
 バブルを生み出した日本的経済システム
 私がつかんだ「バブル=サイオプス」の真実
 政府の経済統計がウソをつくとき
 「バブル崩壊」に学ぶ「経済情報戦」に勝つ教訓
 住専問題に似たギリシャ問題の構図
第7章 安倍政権とアメリカの中国包囲網-「軍事情報戦」のカラクリ
 私がペンタゴンへの見方を変えた理由
 「軍事」がわからない日本人
 国論を二分した「オスプレイ導入」
 日本世論の「右傾化」のカラクリ
 まんまと「欠陥機」を売りつけられた日本
 安倍政権がはまった落とし穴、リベラル派の無知
 騙されないために知っておきたい「地政学」
 「集団的自衛権」論議の正しい読み方

おわりに ドル基軸通貨体制の「最期のあがき」

オンライン書店で購入するPaper Books

イースト・プレスの紙の本は全国書店、オンライン書店でお求めいただけます。
※お近くの書店で在庫がない時は、全国の書店カウンターでお取り寄せいただけます。

新刊New Releases

next
prev