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- 内容紹介
- 目次
「愛は愛とのみ交換せよ」(カール・マルクス)、「欲望はお金とのみ交換せよ」(著者)。あなたの2万円はどこへ消えるのか? 業界取材歴30年、ベストセラー『フーゾクの経済学』の著者がつかんだ「儲けのカラクリ」!
岩永文夫(いわなが・ふみお)
1948年東京生まれ。明治大学文学部除籍。一世を風靡した「新譜ジャーナル」編集長時代より音楽評論を中心に各誌で活躍。と同時にNHK、民放各局のテレビ、ラジオ番組の構成、さらにレコードのプロデュースなどの仕事を手がける。80年代以降は、社会評論としてフーゾクへのアプローチを続けている。テレビのコメンテーターとしても活躍。著書に『フーゾクの経済学』(ベストセラーズ)などがある。
岩永文夫(いわなが・ふみお)
1948年東京生まれ。明治大学文学部除籍。一世を風靡した「新譜ジャーナル」編集長時代より音楽評論を中心に各誌で活躍。と同時にNHK、民放各局のテレビ、ラジオ番組の構成、さらにレコードのプロデュースなどの仕事を手がける。80年代以降は、社会評論としてフーゾクへのアプローチを続けている。テレビのコメンテーターとしても活躍。著書に『フーゾクの経済学』(ベストセラーズ)などがある。
第一篇 総論
第一章 変遷ーフーゾクが肥大するということ
年間四兆円のお金と六〇〇キロリットルの精液が消費されるフーゾクの世界
発展の原動力は「緊張と緩和」。それは現みずほ銀行の融資から始まった
遊廓の跡地にたちまち登場した「特殊喫茶」
オリンピック開催とフーゾクとのただならぬ関係
ベトナム戦争とトルコ風呂には、どんな相関関係があるのか
七〇年安保に際してヤリ玉に挙がった、パンマとストリップの関西フーゾク
緊張と緩和策が実施されるのは、大きな国家的イベントがあるとき
東京オリンピック~大阪万国博覧会、フーゾクは何をされてきたのか
新宿・歌舞伎町から始まった、フーゾクのモグラ叩きの実態とは
「たった一年で六割減!」は、厳しい取り締まりによる成果なのか
当局のお手柄なのか・・・・・、無店舗型フーゾクが激減したトリックとは
緊張と緩和がもたらした、フーゾクがさらにアングラ化する危険性
ソープにからむマネーロンダリング摘発は、何を教えているのか
歌舞伎町の“優良店”摘発の背後に見え隠れするもの
一日一八時間、一〇〇人の女の子で一五〇万円は多いのか少ないのか
フーゾク経営者にも押し寄せる若年化という波
不況知らずだったフーゾク業界にも襲いかかる値引きの嵐
「入浴料無料」という値崩れ現象は、客離れを止められるか
第二章 お客ーフーゾクでボラれるということ
呼び込みだけの店と、宣伝費をかけている店はどこに差があるのか
「ポン引き」と「客引き」「呼び込み」は、何がどう違うのか
広告で客を釣る、“振り替え店”のとんでもない手口
ドンブリ勘定も戦略のうち!?すべてはオーナーの腹にかかっている
なぜピンサロ業界は、宣伝活動に力を入れなかったのか
夕刊紙にマガマガしく並ぶピンク広告で何がわかるのか
一行の相場は五五〇〇円。平均的な店は月に五〇万円の広告費を
派手すぎる看板にご用心!安心して遊べる店選びのコツとは
電話応対がすべての無店舗型フーゾク。ヘッドハンティングも行なわれる
店にとっての“いい客”でいると、それなりのサービスも期待できる
“悪い客”以上に嫌われる“マイナスの客”。どんな客が該当するのか
女の子を喜ばせたいのなら“裏を返す”のがいちばん効く
危ない部分も多少あるが、情報源としては魅力的なポン引き
「超美人のナンバーワンは皆無」は何を教えているのか
第三章 女の子ーフーゾクで働くということ
ほんの少し過去に遡れば、俗謡に歌われるような身売りがあった
地方からの人身売買に代わって、家出少女や主婦の売春が台頭
地位向上とともに出現し始めた、みずからの意思でフーゾク入りする女性
カードローン、売掛金、住宅ローン・・・・・・。圧倒的に多い「借金返済」という理由
「友だちとタヒチに行きたくて・・・・・・」最近増えている“貯金派”
「なんとなく」から「究極のセックス」まで。すべては”自分”中心に回っている
出ていく額も大きくて・・・・・・。かくしてフーゾクにハマっていく
月収が二五〇万円あっても、懐にはまったく残らないメカニズムとは
愚にもつかないヒモがなぜ、フーゾク経営者の強力な味方なのか
どんなメリットがあるのか。「店長の女」になることの損得計算
裸身をさらすディープな仕事だから、彼氏とは精神的にもつながっていたい
母親離れできない二〇代の青年がハマる、人妻とのマニアックなプレイとは
個室ビデオにおいても、人妻ものに人気が集中する不思議
第四章 経営者ーフーゾクで儲けるということ
逮捕もありのホテトル業界で、五年で一億円は高いか安いか
たった数行の記事から見えてくる、主婦の素顔、世の流れ
成功者もいれば失敗者もいる。経営者にもっとも求められる資質とは
キャバクラに出向き、女の子を口説くのもオーナーの大事な仕事
値上がりする水商売のスカウト料。一人決めれば八万円になる
ソープランドのスカウト料は、五万~一〇万円が相場
プロダクション系のスカウトは、なぜ敬遠されるようになったのか
料金が安くて商品が豊富。繁栄の条件はたったこれだけ
第五章 場所ーフーゾクの在るところ・・・・・・
幕藩体制の中央集権化と軌を一にする、遊廓の固定化
吉原の例が教えている、新たに開発される色町の条件とは
さまよう娼婦群を増殖させただけだった、受け皿なき公娼制度の廃止
フーゾクと境界の関係は、何を教えているのか
浜松のフーゾクビジネスを支えた、地政学的要因とは
第二篇 各論
あらゆるフーゾクは、三つのタイプに分類することができる
飲食フーゾクから健康フーゾクへ。江戸の昔からの流れを検証する
第一章 健康フーゾクーじつにヘルシーなネーミング
第一節 ソープランド
特殊浴場だからベッドも置けない
店にいる二種類の経営者とは
五〇万円は値下がりしている家賃
第二節 ヘルス
じつは女の子にウケたライトな感覚
月一五日で一〇〇万円の実入り
なぜヘルス嬢は共同経営者なのか
関西では「マッサー」と呼ばれる不思議
ヘルスがソープを駆逐するとき
名古屋で「本ヘル」が増殖した背景とは
ヘルスがいかに席巻したかの歴史学
「見るだけ」と「ヌクだけ」はどっちが強いか
第三節 エステ
人件費の安さで注目を集めた韓国エステ
客との密着度を高めて人気爆発
エステの源流にパンマあり
第四節 性感
A感覚を刺激する画期的なプレイ
三原則を捨てて果たしたコペルニクス的転回
第五節 イメクラ
男のかなわぬ夢が実現する場所
二八〇万円は下らないイメクラ嬢の月収
第二章 飲食フーゾクーほとんど消費されないビール&ウーロン茶
第一節 ピンサロ
六〇年を超す歴史はアルサロから始まった
いまでも忘れられない店内の異様な光景
ボッタクリ、ブス、ババアというBが重なる時代もあった
五本咥えて一日三万円が相場
第二節 チョイの間
死地を脱してさらなる発展へと突き進む
“特殊”がついたら怪しいと思え
不況期に強い“アン・キン・タン”のフーゾク
第三節 大人のパーティー
“裏”のなかでもディープな存在
ディープなフーゾクの情報は三行広告で
外国人女性参入で活性化した業界
第三章 紹介フーゾクー草分けは江戸時代の置屋
第一節 ホテトル
電話ボックスの壁面がチラシに占領された時代
SMクラブが急増した裏事情
出会い系に侵食するホテトル
第二節 デートクラブ
一見クラブ風の場所での遊びのバターンとは
飲み代だけで帰ってもかまわないデートクラブ
ナイトクラブやミニクラブがつぶれた後に進出
第三節 男女交際クラブ
“ナンパ代行業”とも呼ばれる理由
ホテトルとの違いが確認できない入会即セックス
第一章 変遷ーフーゾクが肥大するということ
年間四兆円のお金と六〇〇キロリットルの精液が消費されるフーゾクの世界
発展の原動力は「緊張と緩和」。それは現みずほ銀行の融資から始まった
遊廓の跡地にたちまち登場した「特殊喫茶」
オリンピック開催とフーゾクとのただならぬ関係
ベトナム戦争とトルコ風呂には、どんな相関関係があるのか
七〇年安保に際してヤリ玉に挙がった、パンマとストリップの関西フーゾク
緊張と緩和策が実施されるのは、大きな国家的イベントがあるとき
東京オリンピック~大阪万国博覧会、フーゾクは何をされてきたのか
新宿・歌舞伎町から始まった、フーゾクのモグラ叩きの実態とは
「たった一年で六割減!」は、厳しい取り締まりによる成果なのか
当局のお手柄なのか・・・・・、無店舗型フーゾクが激減したトリックとは
緊張と緩和がもたらした、フーゾクがさらにアングラ化する危険性
ソープにからむマネーロンダリング摘発は、何を教えているのか
歌舞伎町の“優良店”摘発の背後に見え隠れするもの
一日一八時間、一〇〇人の女の子で一五〇万円は多いのか少ないのか
フーゾク経営者にも押し寄せる若年化という波
不況知らずだったフーゾク業界にも襲いかかる値引きの嵐
「入浴料無料」という値崩れ現象は、客離れを止められるか
第二章 お客ーフーゾクでボラれるということ
呼び込みだけの店と、宣伝費をかけている店はどこに差があるのか
「ポン引き」と「客引き」「呼び込み」は、何がどう違うのか
広告で客を釣る、“振り替え店”のとんでもない手口
ドンブリ勘定も戦略のうち!?すべてはオーナーの腹にかかっている
なぜピンサロ業界は、宣伝活動に力を入れなかったのか
夕刊紙にマガマガしく並ぶピンク広告で何がわかるのか
一行の相場は五五〇〇円。平均的な店は月に五〇万円の広告費を
派手すぎる看板にご用心!安心して遊べる店選びのコツとは
電話応対がすべての無店舗型フーゾク。ヘッドハンティングも行なわれる
店にとっての“いい客”でいると、それなりのサービスも期待できる
“悪い客”以上に嫌われる“マイナスの客”。どんな客が該当するのか
女の子を喜ばせたいのなら“裏を返す”のがいちばん効く
危ない部分も多少あるが、情報源としては魅力的なポン引き
「超美人のナンバーワンは皆無」は何を教えているのか
第三章 女の子ーフーゾクで働くということ
ほんの少し過去に遡れば、俗謡に歌われるような身売りがあった
地方からの人身売買に代わって、家出少女や主婦の売春が台頭
地位向上とともに出現し始めた、みずからの意思でフーゾク入りする女性
カードローン、売掛金、住宅ローン・・・・・・。圧倒的に多い「借金返済」という理由
「友だちとタヒチに行きたくて・・・・・・」最近増えている“貯金派”
「なんとなく」から「究極のセックス」まで。すべては”自分”中心に回っている
出ていく額も大きくて・・・・・・。かくしてフーゾクにハマっていく
月収が二五〇万円あっても、懐にはまったく残らないメカニズムとは
愚にもつかないヒモがなぜ、フーゾク経営者の強力な味方なのか
どんなメリットがあるのか。「店長の女」になることの損得計算
裸身をさらすディープな仕事だから、彼氏とは精神的にもつながっていたい
母親離れできない二〇代の青年がハマる、人妻とのマニアックなプレイとは
個室ビデオにおいても、人妻ものに人気が集中する不思議
第四章 経営者ーフーゾクで儲けるということ
逮捕もありのホテトル業界で、五年で一億円は高いか安いか
たった数行の記事から見えてくる、主婦の素顔、世の流れ
成功者もいれば失敗者もいる。経営者にもっとも求められる資質とは
キャバクラに出向き、女の子を口説くのもオーナーの大事な仕事
値上がりする水商売のスカウト料。一人決めれば八万円になる
ソープランドのスカウト料は、五万~一〇万円が相場
プロダクション系のスカウトは、なぜ敬遠されるようになったのか
料金が安くて商品が豊富。繁栄の条件はたったこれだけ
第五章 場所ーフーゾクの在るところ・・・・・・
幕藩体制の中央集権化と軌を一にする、遊廓の固定化
吉原の例が教えている、新たに開発される色町の条件とは
さまよう娼婦群を増殖させただけだった、受け皿なき公娼制度の廃止
フーゾクと境界の関係は、何を教えているのか
浜松のフーゾクビジネスを支えた、地政学的要因とは
第二篇 各論
あらゆるフーゾクは、三つのタイプに分類することができる
飲食フーゾクから健康フーゾクへ。江戸の昔からの流れを検証する
第一章 健康フーゾクーじつにヘルシーなネーミング
第一節 ソープランド
特殊浴場だからベッドも置けない
店にいる二種類の経営者とは
五〇万円は値下がりしている家賃
第二節 ヘルス
じつは女の子にウケたライトな感覚
月一五日で一〇〇万円の実入り
なぜヘルス嬢は共同経営者なのか
関西では「マッサー」と呼ばれる不思議
ヘルスがソープを駆逐するとき
名古屋で「本ヘル」が増殖した背景とは
ヘルスがいかに席巻したかの歴史学
「見るだけ」と「ヌクだけ」はどっちが強いか
第三節 エステ
人件費の安さで注目を集めた韓国エステ
客との密着度を高めて人気爆発
エステの源流にパンマあり
第四節 性感
A感覚を刺激する画期的なプレイ
三原則を捨てて果たしたコペルニクス的転回
第五節 イメクラ
男のかなわぬ夢が実現する場所
二八〇万円は下らないイメクラ嬢の月収
第二章 飲食フーゾクーほとんど消費されないビール&ウーロン茶
第一節 ピンサロ
六〇年を超す歴史はアルサロから始まった
いまでも忘れられない店内の異様な光景
ボッタクリ、ブス、ババアというBが重なる時代もあった
五本咥えて一日三万円が相場
第二節 チョイの間
死地を脱してさらなる発展へと突き進む
“特殊”がついたら怪しいと思え
不況期に強い“アン・キン・タン”のフーゾク
第三節 大人のパーティー
“裏”のなかでもディープな存在
ディープなフーゾクの情報は三行広告で
外国人女性参入で活性化した業界
第三章 紹介フーゾクー草分けは江戸時代の置屋
第一節 ホテトル
電話ボックスの壁面がチラシに占領された時代
SMクラブが急増した裏事情
出会い系に侵食するホテトル
第二節 デートクラブ
一見クラブ風の場所での遊びのバターンとは
飲み代だけで帰ってもかまわないデートクラブ
ナイトクラブやミニクラブがつぶれた後に進出
第三節 男女交際クラブ
“ナンパ代行業”とも呼ばれる理由
ホテトルとの違いが確認できない入会即セックス
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