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領土問題の再燃によって注目を浴びる日本の外交。かつて開国間もない近代日本は欧米列強に対して物怖じしない姿勢を貫いていた。
外交官・小村寿太郎は、日露講和条約、日米不平等条約の解消などの数々の外交実績をもち、いま直面する日韓問題の原点となった「韓国併合」を推し進めた当時の外務大臣でもある。彼の半生を追いながら、外交とは、国防とは何か、そして、いかにして韓国併合の道へ至ったかを読み解く。
歴史ノンフィクション。
外交官・小村寿太郎は、日露講和条約、日米不平等条約の解消などの数々の外交実績をもち、いま直面する日韓問題の原点となった「韓国併合」を推し進めた当時の外務大臣でもある。彼の半生を追いながら、外交とは、国防とは何か、そして、いかにして韓国併合の道へ至ったかを読み解く。
歴史ノンフィクション。
序章──青山墓地にて
1 国防の信念
2 国につくす
第一章──初舞台
1 朝鮮の主導権
2 宮廷の混乱
3 日清戦争と朝鮮独立
4 王妃殺害事件
5 親露派のクーデター
第二章──ねずみ公使
1 排露運動
2 欧州列強の猛威
3 国事と家庭
4 列国公使会議
第三章──決心
1 日英同盟
2 ロシア軍の南下
3 卑屈外交と強硬外交
4 親の心子知らず
第四章──執念
1 日露開戦
2 バルチック艦隊を破る
3 国民の期待
4 講和条件
5 韓国皇帝の主権
6 病床からの意見書
第五章──和衷の心
1 ハリマン計画
2 韓国財政改革
3 日韓協約
4 清国との交渉
第六章──充電
1 ロンドン赴任
2 宮廷の反日運動
3 皇帝譲位
4 相次ぐ暴動
第七章──成就
1 再び外相として
2 安重根
3 高まる合邦論
4 韓国併合
5 朝鮮統治と世論
終章──葉山一色村
1 最後の仕事
2 国家に謝すのみ
あとが
主要参考文
1 国防の信念
2 国につくす
第一章──初舞台
1 朝鮮の主導権
2 宮廷の混乱
3 日清戦争と朝鮮独立
4 王妃殺害事件
5 親露派のクーデター
第二章──ねずみ公使
1 排露運動
2 欧州列強の猛威
3 国事と家庭
4 列国公使会議
第三章──決心
1 日英同盟
2 ロシア軍の南下
3 卑屈外交と強硬外交
4 親の心子知らず
第四章──執念
1 日露開戦
2 バルチック艦隊を破る
3 国民の期待
4 講和条件
5 韓国皇帝の主権
6 病床からの意見書
第五章──和衷の心
1 ハリマン計画
2 韓国財政改革
3 日韓協約
4 清国との交渉
第六章──充電
1 ロンドン赴任
2 宮廷の反日運動
3 皇帝譲位
4 相次ぐ暴動
第七章──成就
1 再び外相として
2 安重根
3 高まる合邦論
4 韓国併合
5 朝鮮統治と世論
終章──葉山一色村
1 最後の仕事
2 国家に謝すのみ
あとが
主要参考文
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