詳細Detail
- 内容紹介
- 目次
竹中正久・山口組組長が生涯独身を通した理由。西口茂男・住吉会総裁の顔がほころんだ一枚の写真。読書家だった山本健一・山健組組長。グラスを傾けあう中で語られた、宅見勝・宅見組組長の本音。対面に座った児玉誉士夫の迫力。笹川良一の抜け目ない老獪さ。赤尾敏が街宣車を降りて浴びせた怒声──。半生記にわたる裏社会取材歴を誇るジャーナリストがその目で見、その耳で聞いた“闇紳士”たちの素顔が明かされる、著者渾身の「裏社会紳士録」。
裏社会 闇の首領たち 目次
はじめに
第一章 巨大組織・山口組のドン
田岡一雄(三代目山口組組長)───〝最大組織〟を築きあげた「中興の祖」
竹中正久(四代目山口組組長)───「山一抗争」の凶弾に倒れたドン
渡辺芳則(五代目山口組組長)───動揺する組織を立て直した「極道エリート」
司忍(六代目山口組組長)───「原点回帰」の信念を抱くカリスマ
第二章 巨大組織・山口組の最高幹部
地道行雄(地道組組長)───全国進攻作戦を率いた「百戦不敗」の最強ヤクザ
山本健一(初代山健組組長)───志半ばで病に倒れた「悲運の極道」
柳川次郎(初代柳川組組長)───「殺しの軍団」ここにあり
小西音松(初代小西一家総長)───伝統の侠風を伝えたいぶし銀の重鎮
菅谷政雄(菅谷組組長)───狂暴恐怖の武闘派〝ボンノ〟
中西一男(中西組組長)───逮捕歴なし! 異色の最高幹部
中野太郎(中野会会長)───ヤクザ社会の地殻変動を招いた「ケンカ太郎」
後藤忠政(後藤組組長)───山口組屈指の武闘派からベストセラー作家へ
岸本才三(岸本組組長)───歴代組長も一目置く「菱の御意見番」
宅見勝(初代宅見組組長)───壮絶に散った「元祖・経済ヤクザ」
髙山清司(二代目弘道会会長)───司六代目を支える隻眼の懐刀
橋本弘文(極心連合会会長)───「島田紳助の交際相手」は武闘派の筆頭格
山本広(一和会会長)───史上最大の極道抗争を引き起こした男
第三章 ヤクザ社会の大物親分(東日本篇)
稲川聖城(初代稲川会会長)───田岡組長に比肩する関東の首領
石井隆匡(二代目稲川会会長)───政財界の裏側で暗躍した「東の大物」
稲川裕紘(三代目稲川会会長)───「サラブレッド」も極道修行は雑巾がけから
角田吉男(四代目稲川会会長)───分裂の危機を解決した協調派
清田次郎(五代目稲川会会長)───組織の安定化をさらに進める稲川会当代
堀政夫(住吉連合会総裁)───平和共存路線で「関東二十日会」設立にも尽力
西口茂男(住吉会総裁)───強烈なリーダーシップで組織改革を実現
福田晴瞭(住吉会会長)───住吉会の次代を担うホープ
松山眞一(極東会会長)───テキヤ界を一新した革命児
町井久之(東声会会長)───石原莞爾に師事した〝銀座の虎〟
安藤昇(安藤組)───裏と表の世界でスターになった男
第四章 ヤクザ社会の大物親分(西日本篇)
図越利一(三代目会津小鉄会会長)───「会津小鉄」の名を復活させた大親分
高山登久太郎(四代目会津小鉄会会長)───難局に揺れた組織を抜群の手腕で導く
山村辰雄(山村組組長)───「広島戦争」に躍った山陽道の覇者
美能幸三(美能組組長)───『仁義なき戦い』の原作者にして主人公のモデル
工藤玄治(初代工藤會会長)───一代で大組織を築きあげた「九州のドン」
翁長良宏(旭琉会会長)───混乱する沖縄ヤクザ社会の統一に貢献
第五章 裏社会の黒幕・フィクサー
児玉誉士夫(右翼活動家)───政財界を操った「戦後最大のフィクサー」
許永中(実業家)───「イトマン事件」で暗躍した〝怪人〟
笹川良一(日本船舶振興会会長)───功罪相半ばする右翼の大立者
小川薫(総会屋)───人呼んで「最後の総会屋」
赤尾敏(大日本愛国党総裁)───人生を反共に捧げた「憂国のドン・キホーテ」
中江滋樹(投資ジャーナルグループ会長)───「兜町の風雲児」の末路は哀れ
野村秋介(政治団体「風の会」代表)───鮮烈な記憶を遺した「新右翼」の旗手
おわりに
参考文献
はじめに
第一章 巨大組織・山口組のドン
田岡一雄(三代目山口組組長)───〝最大組織〟を築きあげた「中興の祖」
竹中正久(四代目山口組組長)───「山一抗争」の凶弾に倒れたドン
渡辺芳則(五代目山口組組長)───動揺する組織を立て直した「極道エリート」
司忍(六代目山口組組長)───「原点回帰」の信念を抱くカリスマ
第二章 巨大組織・山口組の最高幹部
地道行雄(地道組組長)───全国進攻作戦を率いた「百戦不敗」の最強ヤクザ
山本健一(初代山健組組長)───志半ばで病に倒れた「悲運の極道」
柳川次郎(初代柳川組組長)───「殺しの軍団」ここにあり
小西音松(初代小西一家総長)───伝統の侠風を伝えたいぶし銀の重鎮
菅谷政雄(菅谷組組長)───狂暴恐怖の武闘派〝ボンノ〟
中西一男(中西組組長)───逮捕歴なし! 異色の最高幹部
中野太郎(中野会会長)───ヤクザ社会の地殻変動を招いた「ケンカ太郎」
後藤忠政(後藤組組長)───山口組屈指の武闘派からベストセラー作家へ
岸本才三(岸本組組長)───歴代組長も一目置く「菱の御意見番」
宅見勝(初代宅見組組長)───壮絶に散った「元祖・経済ヤクザ」
髙山清司(二代目弘道会会長)───司六代目を支える隻眼の懐刀
橋本弘文(極心連合会会長)───「島田紳助の交際相手」は武闘派の筆頭格
山本広(一和会会長)───史上最大の極道抗争を引き起こした男
第三章 ヤクザ社会の大物親分(東日本篇)
稲川聖城(初代稲川会会長)───田岡組長に比肩する関東の首領
石井隆匡(二代目稲川会会長)───政財界の裏側で暗躍した「東の大物」
稲川裕紘(三代目稲川会会長)───「サラブレッド」も極道修行は雑巾がけから
角田吉男(四代目稲川会会長)───分裂の危機を解決した協調派
清田次郎(五代目稲川会会長)───組織の安定化をさらに進める稲川会当代
堀政夫(住吉連合会総裁)───平和共存路線で「関東二十日会」設立にも尽力
西口茂男(住吉会総裁)───強烈なリーダーシップで組織改革を実現
福田晴瞭(住吉会会長)───住吉会の次代を担うホープ
松山眞一(極東会会長)───テキヤ界を一新した革命児
町井久之(東声会会長)───石原莞爾に師事した〝銀座の虎〟
安藤昇(安藤組)───裏と表の世界でスターになった男
第四章 ヤクザ社会の大物親分(西日本篇)
図越利一(三代目会津小鉄会会長)───「会津小鉄」の名を復活させた大親分
高山登久太郎(四代目会津小鉄会会長)───難局に揺れた組織を抜群の手腕で導く
山村辰雄(山村組組長)───「広島戦争」に躍った山陽道の覇者
美能幸三(美能組組長)───『仁義なき戦い』の原作者にして主人公のモデル
工藤玄治(初代工藤會会長)───一代で大組織を築きあげた「九州のドン」
翁長良宏(旭琉会会長)───混乱する沖縄ヤクザ社会の統一に貢献
第五章 裏社会の黒幕・フィクサー
児玉誉士夫(右翼活動家)───政財界を操った「戦後最大のフィクサー」
許永中(実業家)───「イトマン事件」で暗躍した〝怪人〟
笹川良一(日本船舶振興会会長)───功罪相半ばする右翼の大立者
小川薫(総会屋)───人呼んで「最後の総会屋」
赤尾敏(大日本愛国党総裁)───人生を反共に捧げた「憂国のドン・キホーテ」
中江滋樹(投資ジャーナルグループ会長)───「兜町の風雲児」の末路は哀れ
野村秋介(政治団体「風の会」代表)───鮮烈な記憶を遺した「新右翼」の旗手
おわりに
参考文献