殺しの軍団柳川組 山口組全国制覇の先兵たち

木村勝美

一死報組の誠を尽くせ。
命知らずの武闘派集団として全国にその名を轟かせた伝説のヤクザ組織はいかにして生まれたのか──。

定価
838円(本体762円+税10%)
ISBN
9784781670546
JANコード
1920136007621
NDC分類
368
発売日
2011年10月2日
判型
文庫判  
製本
ページ数
240ページ
カテゴリー
ノンフィクション
シリーズ
文庫ぎんが堂

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
三代目山口組が全国制覇を成し遂げる際に先兵となり、その凶暴性と戦闘力の高さから「殺しの軍団」と呼ばれ恐れられた“柳川組”。最盛期には1道1都2府10県にわたり、73団体・構成員1690人にも達し、山口組の二次団体でありながら直接、広域暴力団に指定された。本書は柳川組の結成から解散までを描くノンフィクション。
序─鬼頭組200人VS愚連隊8人の大戦争!

第1章 独立愚連隊
柳川次郎と谷川康太郎、運命の出会い
命知らずの暴れ者集団
死者1名、重軽傷者15名の死闘!

第2章 柳川組の誕生
勢いづき拡大する柳川グループ
傲慢な戦術、繊細な計画
山口組との連携
「青い城」事件で見せつけた戦闘力

第3章 殺しの軍団
山口組全国制覇の先兵役に!
大義同志会を使って奈良制圧!
血まみれの狂気
岐阜、そして北陸を制圧

第4章 北海道無血侵攻
北海道への手がかり
柳川次郎の引退と組織改革
地道若頭の二代目人事介入
二代目の組織力

第5章 警察VS柳川組
興行からの締め出し
ドル箱の港湾荷役事業までもが……
山口組とは別に広域暴力団に指定
遂に谷川も収監の覚悟を決めた

第6章 柳川組解散
警察の矛先が山口組から柳川組に
弱体化していく柳川組
神戸芸能社の破綻
獄中からの解散声明

あとがき

オンライン書店で購入するPaper Books

イースト・プレスの紙の本は全国書店、オンライン書店でお求めいただけます。
※お近くの書店で在庫がない時は、全国の書店カウンターでお取り寄せいただけます。

新刊New Releases

next
prev