現場刑事の掟

小川泰平

警察組織と刑事の真の姿が浮かび上がる
リアル警察ノンフィクション

定価
880円(本体800円+税10%)
ISBN
9784781670515
JANコード
1920136008000
NDC分類
317
発売日
2011年7月29日
判型
文庫判  
製本
ページ数
272ページ
カテゴリー
政治・社会
シリーズ
文庫ぎんが堂

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
新聞のトップで報じられるような大事件、凶悪犯罪は年間わずかな数でしかない。それでも犯罪は毎日のように起きており、刑事たちは走り回っている。地道な聞き込み調査、息をのむ逮捕の瞬間、戦場のような取調室。
30年間、現場の最前線であらゆる犯罪捜査に携わってきた著者が語る事件現場のエピソード。7日間連続検挙を成し遂げた「小川学校」の捜査テクニックも公開。
まえがき

プロローグ 「お前、喋ったら死刑だぞ……」

第1章 「事件現場」
捜査の基本はすべて「ドロ刑」にあり
コロンビア人窃盗団の逮捕
150人!深夜の大乱闘
ヤクザが署に押しかける
韓国闇社会の大物
【警察官の条件】

第2章 「捜査」
捜査とは「感性」である
聞き込みの鉄則
手がかりは侵入者の「特癖」
捜査協力者の条件
行動確認と尾行
張り込みの裏側
美人捜査官の実力
失踪事件の意外な結末
【泥棒が好む家】

第3章 「逮捕」
現行犯逮捕の難しさ
犯罪者を見分ける「嗅覚」
取調べまで見越した逮捕のやり方
立てこもり現場への突入
検問突破のバイク・チェイス
【警察官と拳銃】

第4章 「取り調べ」
「脅す」のではなく「落とす」
嘘発見器を使う理由
取調室のチームプレイ
外国人犯罪者の取り調べ
被害者と加害者のケア
嘘つきが得をする社会であってはならない
【震災で消えた「事件現場」】

エピローグ 引退後の事件簿

あとがき

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