表紙画像ダウンロード

続　山口組若頭暗殺事件

木村勝美著

殺る側、殺られる側の真実ヒットマン中保喜代春、山ロ組最高幹部の証言で真相が明らかに！

定価: 817円（本体743円＋税10%）

ISBN: 9784781670096

JANコード: 1920136007430

NDC分類: 368

発売日: 2009年9月28日

判型: 文庫判

製本: 並

ページ数: 320ページ

カテゴリー: ノンフィクション

シリーズ: 文庫ぎんが堂

詳細Detail

内容紹介
目次

山口組の調査能力は、警察のそれをもしのぐといわれる。すぐさま確度の高い情報が続々と集まってきた。配下の組員が暗殺チームにくわわっていた組織のトップが、山口組の報復を恐れて情報を提供したからである。集まってきた情報は、中野会の犯行を示唆するものばかりであった。

山ロ組最高幹部らの供述などから明らかになる事件の詳細。各地で起こる中野会への襲撃事件、ヒットマン中保喜代春の逃亡劇。血も凍る惨劇の結末とは！？

はじめに

１章　一本釣り
「宅見を殺る。おまえらそのメンバーや」
宅見若頭の居場所探しに奔走
極道いりを決意させた服役中の屈辱感
軍資金調達を強いられた下部組織

２章　襲撃前夜
東京から本丸・大阪のアジトへ
無茶な襲撃命令につのる苛立ち
「くるべきときがきた」
襲撃現場を入念に下見

３章　銃口から閃光が……
内通者の存在を確信
「上や、行こか」
運命の「使用者責任訴訟勉強会」
「やっと終わった……」

４章　標的にされた男
赤貧だった幼少時代
極道歴わずか５年でナンバー２の座へ
山口組三代目・山本健一若頭に急接近
五代目問題で実権を握る
オモテビジネスを支える一騎当千のプロ集団

５章　内部通報者
事件直後から出た「中野会の犯行」説
山口組執行部は全員一致で「絶縁」処分
宅見若頭暗殺の動機とは
警察発表で最終処分決定

６章　暗殺の代償
大仕事の報酬はたった50万円
ソウルで変死した中野会若頭補佐
中野会若頭射殺さる！
中野会副会長も沖縄で殺られる

７章　逃げろ
内妻となる女との出会い
逃亡生活のはじまり
何度も襲われた自殺への衝動
仙台で新たな潜伏生活をスタート
長男誕生で逃亡生活の終焉を自覚

おわりに

参考資料一覧