山口組若頭暗殺事件 利権をめぐるウラ社会の暗闘劇

木村勝美

「悪の論理」を暴いた衝撃の一冊!事件解明に肉薄したノンフィクション!

定価
825円(本体750円+税10%)
ISBN
9784781670034
JANコード
1920136007508
NDC分類
368
発売日
2009年5月21日
判型
文庫判  
製本
ページ数
352ページ
カテゴリー
ノンフィクション
シリーズ
文庫ぎんが堂

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次

「彼の斜め後ろで、背の高い男が拳銃を構えているのが見えた。最初の銃声が聞こえてから頭(かしら)が倒れるまでは、ほんの数分の出来事だった」

野上哲男は、血まみれの宅見勝を抱きかかえながら、ふたりの暗殺者に向かって、どなり声をあげた。彼が記憶しているのは、そこまでである。

複雑に絡み合う利権、組織内部の権力抗争、暗躍する許永中……。宅見若頭はなぜ狙われたのか。ウラ社会の暗闘に肉薄する渾身のノンフィクション!

はじめに

1章 標的は山口組若頭
「宅見だけを狙え、的を間違えずに殺れ」
暗殺チームが結成された
標的はなぜか許永中から宅見若頭へ
巨大組織の実権を握った男
「なんぼのもんじゃい」の言葉とヒットマンたちの襲撃

2章 軍資金の調達
企業舎弟に食いつぶされた優良建設会社
ブローカー、ヤクザに渡った小切手と約束手形
ウラ世界の住人がつぎつぎに乗り込んできた
儲け話をエサに資金を引っ張る手口
行方不明になった2億5000万円の使われかた

3章 ウェスティン・ホテル会談
新井組株の仕手戦で痛手を受けた許永中
お家騒動に端を発した石橋産業手形詐欺事件
ウラ世界とオモテ世界をつなぐパイプ役
地下社会のプロフェッショナルたち
ウェスティン・ホテルに集まった面々

4章 絶縁処分と報復攻撃
ぞくぞくと神戸に詰めかけた幹部たち
中野会に対する報復攻撃が始まった
「山菱の代紋」の重さを知るとき
暗殺チームの指揮官が韓国で変死
麻雀屋にいた中野会若頭を襲撃

5章 企業舎弟たちの暗躍
通信系ベンチャー企業の暗い影
大手芸能プロダクションへの銃撃事件
化粧品会社が5億円で買ったワイン
イトマン事件でせしめた10億円の使い途
東京商銀から引き出した170億円

6章 暗殺事件の深層にあるもの
防弾ガラスに守られて語った韓国逃亡劇
京都戦争の渦中にいた許永中
強力な暴力装置と豊富な資金力の結合
朝日住建が業界2位のマンション販売会社になった理由
京都駅前開発でおこなわれた手打ち式

7章 それからの山口組
ボディガードの挙銃所持で逮捕された親分衆
山口組改革案は存在した
「ヤクザ勢力地図」は大きく変わったのか
逮捕直後に面会にきた弁護士の狙い
ヒットマンが上申書で訴えたかったこと

おわりに

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