デマとデモクラシー

辻元清美

民主主義を壊すものの正体とは--

定価
998円(本体907円+税10%)
ISBN
9784781650692
JANコード
1920230009071
NDC分類
309
発売日
2016年6月8日
判型
新書判  
製本
ページ数
280ページ
カテゴリー
政治・社会
シリーズ
イースト新書

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
その是非をめぐって国論が大きく割れた、二〇一五年の「安保法制」特別委員会。当時、安倍首相や防衛大臣から辻褄の合わない答弁を最も多く引き出したひとりが著者だが、一方で政権与党から「デマ」に基づいた攻撃も受けた。そもそも根拠のないネット上の中傷に長年にわたり苦しめられてきた著者が、なぜいまデマに本気で立ち向かおうと考えたのか。デマに浸食されている民主主義を取り戻すためには、どうすればよいのか。小林よしのり氏、内田樹氏との特別対談も収録。立場を超えて守るべき価値を語り合った。


辻元清美(つじもと・きよみ)

1960年奈良県生まれ、大阪育ち。衆議院議員(大阪10区 高槻・島本)。早稲田大学在学中に国際NGO設立。ダボス会議「明日の世界のリーダー100人」に選出される。 議員立法でNPO法をつくり、情報公開法や被災者生活再建支援法、児童買春・ポルノ禁止法などを成立させた。連立政権で国土交通副大臣に就任、JAL再生などに取り組む。災害ボランティア担当内閣総理大臣補佐官。衆議院予算委員、安全保障委員、憲法審査会委員、民進党役員室長などを歴任。著書は『いま「政治の質」を変える』、『世代間連帯』など多数。
プロローグ 「売国奴!」
第一章 「デマ」に浸食される政治
ネットの誹謗中傷が視界に入るまで
デマ① カンボジアで自衛官に乱暴な言葉を投げつけた
デマ② 阪神・淡路大震災時に
    「自衛隊から食料を受け取るな」と書いたビラを撒いた
デマ③ 東日本大震災時に支援物資を横流しした
デマ④ 東日本大震災時に被災地で豪遊した
デマ⑤ 過激派の「内縁の夫」がいる
デマ⑥ 帰化日本人である
デマを放置していた理由
デマ対策は難しい
有権者や身近な議員が噂を信じ込んでいた
やまもといちろう氏の指摘
暴漢襲撃事件で闘う「根拠」と「意思」が明確に
応援に駆けつけてくれた保守
いま政治がデマに浸食されている
第二章 ドキュメント・「安保法制」特別委員会
強行採決の日
質疑二日目に飛んだ首相のヤジ
「合憲」の憲法学者は「たくさん」いるか
政権がお茶の間に流した「嘘」?
米艦は危険なときに民間人を本当に乗せるか?
米軍のイージス艦を守らなければならないのが理由?
戦争で「非戦闘地域」はない
自衛隊員が捕まったらテロリスト?
最高裁判決を使ったデマ?─砂川判決・一九七二年見解
ネット上のデマに便乗した自民党番組
「戦争に巻き込まれることはない」は本当か
安全保障のジレンマとは
テロに抑止力はきかない
日本は「専守防衛」と「世界の赤十字」に徹しよう
戦争に行かせた側と行かされた側の孫の対決
第三章 小林よしのり×辻元清美「改憲・護憲を超えて」
「辻元清美? 嫌いでしたねえ~」
左右両陣営からのバッシング
いま「リベラル/保守」とは何を指すか
「商売」と化した保守
ネトウヨのデマ攻撃
改憲・護憲を超えた「土台」がある
「立憲主義=護憲」ではない!
沖縄基地問題から考える
領海問題と中国脅威論
女性天皇・L‌G‌B‌T・夫婦別姓
共同体を崩壊させかねないのが「原発」
改めて歴史認識問題をどう見るか
生い立ちが思想に与えた影響
国内で負担やリスクをどう分担するか
第四章 内田樹×辻元清美「“成長経済”から“定常経済”へ」
国家の株式会社化と自己責任論
「私人」化する政治家
個別論議で勝って、大局では負ける理由
「権力の市民化」は可能か?
「リベラルv‌s保守」から「リベラルv‌s過激派」へ
経済が成長する究極のチャンスは戦争
震災以降の負担やリスクをどう分かち合うか
地方移住が宿す希望
「成長経済」から「定常経済」へ
第五章 デモクラシーとわたし
「民主主義って、何だ?」
脱原発運動から批判を浴びたときに
村山元総理「自衛隊合憲論」の本当の意味
立場を超えて守るべき「立憲主義」
「チャンプルー社会」を目指して

あとがき
参考資料 ネット被害の現状と対応窓口

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