リベラルですが、何か?

香山リカ

リベラル派知識人の「罪」とは!?

定価
947円(本体861円+税10%)
ISBN
9784781650647
JANコード
1920230008616
NDC分類
304
発売日
2016年2月8日
判型
新書判  
製本
ページ数
240ページ
カテゴリー
政治・社会
シリーズ
イースト新書

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
安保法制をめぐって日本中に論議が巻き起こった、二〇一五年夏。それはまさにリベラルの存在意義が問われた季節でもあった。いまリベラルは何を考えればよいのか。右傾化する社会状況の源流を、八〇年代“ニューアカ”“ポストモダン”まで辿り、リベラル派知識人にも責任があると、著者は喝破する。近年、アイヌ民族差別や在日韓国人へのヘイトスピーチ、そして安保法制に対する社会運動において、自らもデモなどに積極的に参加し関わってきた著者が、リベラルのゆくえを考察する一冊。今後のキーパーソンとなる湯浅誠氏、野間易通氏との特別対談も収録。


香山リカ(かやま・りか)

1960年北海道生まれ。東京医科大学卒業。立教大学現代心理学科教授、精神科医。豊富な臨床経験を活かして、現代人の心の問題を中心にさまざまなメディアで発言を続けている。専門は精神病理学。NHKラジオ第1「香山リカのココロの美容液」(金曜・夜9:30より)でパーソナリティをつとめる。ベストセラー『しがみつかない生き方』をはじめ、エッセイや評論など単著・共著多数。近刊に『叩かれ女の正論』、『ヒューマンライツ 人権をめぐる旅へ』、『がちナショナリズム』、『半知性主義でいこう』など。
はじめに

序章 二〇一五年夏に考えたこと
長い一日
今ごろやって来ても遅い?
反省しながらも、前進を

第一章 私の「闘い方」が変わった理由
札幌市議会議員のアイヌ民族否定発言
小林よしのり氏の「慰安婦問題とアイヌ問題は同じ」
かつての私は「お花畑」状態だった……
ついにヘイトスピーチが同じ国の民族にまで
小林よしのり氏と対決
上流ネトウヨの反知性主義

第二章 リベラル派としての私の〈自戒〉
八〇年代精神科医のスターたち
松本伊代も「ヘーゲル大好き♡」
哲学や文学と急接近した精神医学
精神病理学はどう見られてきたか
学会の名称変遷と、その実態
気づくのが遅すぎた「多重人格の時代」
あまりにグロテスクな「ポストモダン化された社会」
エスカレートするツイッターでの攻撃
私は当事者のために発言しているのではない
「どっちもどっち」と言うな
リベラル色が薄まりつつある社会
「大きな物語」の凋落
ポストモダン旗手たちの反戦
リベラル衰退の決定的な要因
『戦争論』を読んで、あのとき言えなかったこと
リベラル派の大きな責任とは
橋下徹を批判している場合じゃなかった
SEALDsは新しい流れをつくるか
立教大ホール使用不許可騒動の顚末

第三章 リベラルのゆくえ 特別対談1
野間易通×香山リカ
最初に右傾化を感じたとき
ポストモダンによるマクルーハン“誤読”
リベラル派知識人たちの責任
「救世主待望型」の政治をやめよう
文化人たちは大衆を見ていない
リベラルの「共産党恐怖症」
ネットのプラットフォームをどう利用するか
変化の起点はイラク反戦だった
社会はすぐに変わらない

第四章 リベラルのゆくえ 特別対談2
湯浅誠×香山リカ
市民連合の街宣に参加して
江原啓之を呼べ
改革ではなくて改良を
二〇年のスパンで時代は変化する
安倍さんに改憲はできない?
リベラルは「中間団体」をつくってこなかった
リベラルの湯浅誠待望論について
国会前に行くよりもやりたいこと
「香山リカ」には影響力がある

おわりに

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