高いから、売れる。 125年続く近江牛の老舗社長が教えるブランド管理術

永谷武久

あなたの商品は、どんなに高くても売れ続ける。

定価
1,760円(本体1,600円+税10%)
ISBN
9784781620749
JANコード
1920034016008
NDC分類
675
発売日
2022年5月12日
判型
四六判  
製本
ページ数
224ページ
カテゴリー
ビジネス・経済

詳細Detail

  • 内容紹介
自分の価値に安い値札を貼る前に。あなたの会社の商品は、どんなに高くても売れ続ける。「神ブランド」のつくりかた。
あなたの会社の商品は、どんなに高くても売れ続ける。「神ブランド」のつくり方を伝授。自分の価値に安い値札を貼る前に。「モノを売る仕事」に携わるビジネスマンの思考を“パラダイムシフト”する!近江商人流「三方良しの神ブランド」のつくりかたを余すところなく解説。価格競争に巻き込まれることなく、高く売れる、長く愛される、「自社ブランド商品」を作るノウハウを手に入れよう。
【目次】
【第一章】 「安くしないとモノは売れない」は大間違い
【第二章】 23歳で父を亡くし、私は経営者になった
【第三章】 最強のビジネスは「自分で値段をつけられること」
【第四章】 令和の近江職人は「三方よし」から「新・六方良し」へ
【第五章】 なぜ「神ブランド」は「高くても、売れる」のか?
【第六章】 「ストーリー」が価値になる。誰しもがチャンスを得られる時代
【第七章】 「神ブランド」のバトンを繋ぐ
 
【はじめに(本文抜粋)】
どんな企業にせよ、ビジネスにおいてもっとも大切なこととは何でしょうか。
 
それは、
・企業にかかわるすべての人たち(ステークホルダー)を幸せにすること
・そのために、より良い商品・サービスを生み出し、適正な価格・売り方で販売すること
 といえるでしょう。
 
商品・サービスを通じて人や地域を幸せにするという目標が関係者や顧客に支持されれば、売上は継続的に伸びていきます。目的の順番はあくまで人の幸せが先であり、そこについてくる会社の成長や業績アップは結果に過ぎません。それこそが近江商人魂の「先義後利」です。当たり前といえば当たり前の話ですが、あえてここでお話するのは、多くの会社が自社の商品・サービスを売ることばかりに目が向いて、不毛な価格競争を続けています。中小企業が大企業と価格競争をしても、ほぼ勝ち目はありません。それどころか、利益がなくなり、疲弊していくだけです。あなたの会社もそんな価格競争の沼に陥ってはいないでしょうか。もちろん、新しいことばかりをやっていたわけではありません。私には「125年の大吉商店の伝統を守る」という使命があります。それは大吉じいさんの代から続く、誠実、実直な近江商人の哲学を継承することです。私たち近江商人には哲学があります。世間に知られる「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」や、「近江商人の商売十訓」。近江では、「世のため、人のため」の商売でなければ成り立たないといわれます。商売を成立させるには、品質に徹底的にこだわり、買った人に得をさせなくてはいけません。私はそうした経営哲学をもとに「近江牛ブランディング」を前進させてきました。あなたの会社の商品のなかに眠っている「ブランドの原石」を見つけ出し、強みを徹底的に磨いて、最強の「神ブランド」へと育てていきましょう。

【WEB関連キーワード】
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