トゥアレグ 自由への帰路

デコート豊崎アリサ

本当の自由はどこにあるのか?
「本物の世界」を求めて、遊牧民の暮らすアフリカに旅に出たら、
そこで待っていたのは放射能に汚染された砂漠だった。

定価
2,420円(本体2,200円+税10%)
ISBN
9784781620671
JANコード
1920095022000
NDC分類
382
発売日
2022年3月17日
判型
四六判  
製本
ページ数
456ページ
カテゴリー
ノンフィクション

詳細Detail

  • 内容紹介

本当の自由はどこにあるのか?


「本物の世界」を求めて、遊牧民の暮らすアフリカに旅に出たら、

そこで待っていたのは放射能に汚染された砂漠だった。



各氏、推薦!


「砂漠のブルーズ」で注目されたトゥアレグ族。ラクダでサハラを横断するキャラバンに同行するドキュメンタリーを撮ったアリサは、放射能汚染や近代化に脅かされる彼らの世界の行方を勇気ある取材で記録しています。

ピーター・バラカン[ブロードキャスター]


テネレ砂漠に霞む『風の樹』を見おさめると、砂嵐に追い立てられるようにオレは走り去った。その一週間後の『風の樹』を目撃した人と、20年後に大駱駝艦の楽屋で会ったのは奇跡である。

篠原勝之(KUMA)[ゲージツ家]


サハラ砂漠の最深部で、ラクダの塩キャラバンに同行した記録の美しさに息を呑んだ。著者はトゥアレグの人に「ティシューマルト(放浪する女)」と言われた日系フランス人女性。フランス語が通じない人々の中にもタマシェク語で接しながら入っていく。

石田昌隆[フォトグラファー]



サハラ砂漠の遊牧民トゥアレグ族の日常は、生死を賭けた大冒険だった。ラクダを購入し、ソーラーパネルを担いで、サハラ砂漠で1000年以上前から続く塩キャラバンに帯同、ニジェールでラクダを保有し、「本物の世界」を体験できる砂漠ツアーを主催する著者。トゥアレグと結婚し、日本、フランス、アフリカと3つの拠点を行き来しながら20年以上にわたり取材をして見えてきたトゥアレグの実態と魅力とは。この時代に、トラックではなく、わざわざラクダを使って交易をするのはなぜなのか? 本当の自由はどこにあるのか? 




第1章   砂漠との出会い

本物の世界

半分日本人

武士道

東京バブル

サハラ砂漠との出会い

ミッション・インポシブル

モーリタニアでのラリー、そしてラクダ乗り


第2章 はじめてのトゥアレグ

塩キャラバンの決意

JICA 

はじめてのトゥアレグ

タマシェク語を覚える

アガデス市場の買い物  

塩キャラバン、40日の冒険


第3章 Caravan to the future

トゥアレグの武士道

映画を作ろう!

ベネディクト・アレン

3000キロを巡る撮影

 

第4章 密航ルート

アルジェリアへの誘い 

ジャネットというオアシス

男子禁制の結婚式

ラクダ使いのハマニ

ニジェールからアルジェリアへの密航ルート


第5章  放浪する女

ティナリウェン

反乱の町、キダル

砂漠のフェスティバル

マリ北部の横断

タマンラセット

ジャネットの日常


第6章 サハラ・エリキ

ラクダ・オーナー・プラン

薫製とラクダ

エリキのラクダを購入する

密航のキャラバン

初のエリキ・キャラバン

タッシリの最後の民

サベイバ祭

ひとりでの月の砂漠

岩を運ぶ添乗員

ラクダ通信

干ばつ

砂漠の無限に私を埋めよ

古代イスラムを巡る

真っ赤なサハラ


第7章 原発とテロ

東京メルトダウン 

ジャーナリスト・デビュー

原発の花見

東京の拠点

新しい国、アザワドの誕生と崩壊

アルジェリア人質事件

監視下のタマンラセット

アザワドの若い戦士たち

女性たちが支える市民運動

タミクレスト

難民の声


第8章 放射能の砂漠 

サハラのウラン 

牧草地開放戦線

ファティマ・モハメド


第9章 自由への帰路

塩キャラバンの上映会

未来都市アガデス

反移民対策を宣言するヨーロッパ

死のルート

アガデスの自治体

ゴールド・ラッシュ

永遠の自由

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