迷子のコピーライター

日下慶太

ポスターを作り、街をおこし、UFOを呼ぶ。
広告界の異端児が作る街と広告とその人生。

都築響一 三戸なつめ 推薦

商店街ポスター展の仕掛け人
ポスター296点掲載

定価
1,815円(本体1,650円+税10%)
ISBN
9784781616803
NDC分類
674
発売日
2018年6月15日
製本
ページ数
336ページ
カテゴリー
ビジネス・経済

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
ユーラシア大陸横断、就職、病気、挫折、出会い、別れ……。コピーライターという枠を超え、人生の迷子になった著者が、あらゆる違和感と向き合った末にたどり着いた〝ある想い″。
商店街のユニークなポスターを制作し、町おこしにつなげる『商店街ポスター展』で注目の著者が、プロジェクトを手掛けるまでの悩みや葛藤、そしてその人生を自身の言葉でユーモラスに綴る。

「新たな一歩を踏み出そう」とする、すべての人に贈る一冊。

都築響一
広告って、いつも上から目線だ。「これがいいんだから買え」みたいな。でも日下くんだけは、いちばん下のほうでうごめいているなにかをぐっと押し上げて、僕らに見せてくれる。
おもしろい広告は、本気でおもしろがってなくちゃできない。どんなに巧妙につくろっても、見るほうにはちゃんとわかるからと、日下くんは教えてくれる。広告業界人にとって、この本はすごく苦い薬か、避けて通りたい正道なのだろう。

三戸なつめ
日下さんとの出会いは衝撃的でした(笑)。
自分の考えの斜め上をいくというか、こういう発想があるんだと。
ただかっこいいとか素敵ってだけじゃなくて、面白さだとか、“超違和感" なところを引き出してくれて、それが今につながっているようにも思います。



日下慶太(くさか・けいた)

コピーライター・写真家

1976年大阪生まれ大阪在住。大学時代にユーラシア大陸を陸路で横断。チベット、カシミール、内戦中のアフガニスタンなど世界をフラフラと旅して電通に入社。商店街のユニークなポスターを制作し町おこしにつなげる「商店街ポスター展」の仕掛け人。コピーライターとして勤務する傍ら、写真家、セルフ祭顧問、UFOを呼ぶためのバンド「エンバーン」のリーダーとして活動している。ツッコミたくなる風景ばかりを集めた『隙ある風景』(http://keitata.blogspot.jp)日々更新。都築響一氏編集「ROADSIDERS’ weekly」でも写真家として執筆中。佐治敬三賞、グッドデザイン賞、東京コピーライターズクラブ最高新人賞、朝日広告賞、ゆきのまち幻想文学賞ほか受賞多数。
第一章 旅に出る
第二章 社会に出る
第三章 人生がフリーズする
第四章 人生の逆襲
第五章 アホになる

おまけ アホがつくる街と広告

ポスター展 作品集

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