病気を引き寄せる患者には理由がある。 医者だから教えられる、病院を上手に使うコツ

北條元治

最高の診療を受けるための
本当の医者とのつき合い方。

定価
1,430円(本体1,300円+税10%)
ISBN
9784781616063
NDC分類
498
発売日
2017年11月10日
製本
ページ数
180ページ
カテゴリー
趣味・実用

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
・「がん放置」は信用できる?
・「医者言葉」に隠された成功率とは?
・医者は自分の「実績」のためにやらなくてもいい手術を行う?
そんな不安を、この本で解消します。

北條元治(ほうじょう・もとはる)
株式会社セルバンク代表取締役、RDクリニック顧問、東海大学医学部非常勤講師、形成外科医、医学博士。1964年、長野県生まれ。1991年、弘前大学医学部卒業。信州大学医学部附属病院勤務を経て、ペンシルベニア大学医学部で培養皮膚を研究。帰国後、東海大学医学部にて同研究と熱傷治療に従事。2004年、細胞保管や再生医療技術支援を行なう株式会社セルバンク設立。2005年、RDクリニック開設に際し、培養皮膚の特許を供与。著書に『医者が自分の家族だけにすすめること』(祥伝社新書)、『医者が家族だけにはすすめないこと』(セブン&アイ出版)、『最高のビジネスパフォーマンスを実現する101の習慣』(安達純子との共著、秀和システム)などがある。
はじめに

第一章 なぜ大病院の「医療過誤」が次々に起きるのか?
・2度あることは3度ある?
・悪循環の根底には何があるのか?
・医療ミスは体質的な問題か
・患者さんの暴言もミスにつながる
・医師の一言に病院体質は現れる
・一般的な病気でも医療事故は起こる
・どんな名医でも、いきなり名医ではなかった
・医師は自分の「業績」や「実績」のために、
・やらなくてもいい手術を行うことがある?
・医療事故調査委員会が事実(真実)と
・異なる内容の報告書を出さざるを得ないわけは?
・教授、部長クラスの手術は上手いという幻想
・手術の上手い、下手は当然ある
・インフォームド・コンセントは意味があるのか?
第二章 医者の本音を知りたい!
・現代医学で根本的に治せる病気はほんの1割にも満たない
・対症療法と根本治療の違い
・対症療法は将来のリスクを避けるため
・専門外のことはわからない
・医師を万能と思うのが間違い
・「お医者さま」は医学部出身なら当たり前
・「医者言葉」を解読する
・医師は控えめ、慎重に言葉を選ぶ
・患者は平等には扱われない?
・助けたいけれど手の打ちようがない
・治療を諦めるのも選択のひとつ
・医者は延命を第一に考える
・本人が延命を望まなくても治療は行う
・医者は薬のことをどこまでわかっているのか?
・人間ドックは本当に必要か?
・生活習慣を変えなければ無駄になる
第三章 どこの病院にかかったらいいのか?
・紹介状があれば安心か?
・紹介状を裏打ちするのは病診連携
・ランキングなどの手術実績は信用できるのか?
・医者にお任せは絶対ダメ
・セカンド・オピニオンは必要か?
・セカンド・オピニオンで誤診はわかる?
・「がん放置」を提唱する医師は信用できるか?
・早期がんの放置療法は心筋梗塞治療を受けないのと同じ
・「心付け」を手術前にすると失敗の危険が高まる?
・いい病院の見分け方とは?
・流行っている病院、クリニックがいいとは限らない
・ドクターショッピングはダメ
・手術方法で病院を変えるのはOK
・先進医療は無理に追い求めない
・医者がかかりたい主治医と病院とは
・医師&病院選びのチェックポイント
第四章 医者と良い関係を築くための12ヶ条
・1 あいさつが良好関係を築く第一歩
・2 医師の質問には明確に答えるようにする
・3 医師の言葉に過剰反応しない
・4 「お薬手帳」を持参する
・5 敵意をむき出しにしない
・6 断片的な知識を大量に仕入れたからといって、自己診断するのは避ける
・7 がん放置療法など、世間で流行りの話に振り回されない
・8 スタッフや看護師、受付の人にも医師と同じように接す

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