プロ野球「名采配」読本 球史を塗り替えた56のストーリー

手束仁

ドラフト取材歴30年、球界の表もウラも知り尽くした著者が描く、「プロ野球通」も唸った人間ドラマの数々。

定価
1,000円(本体926円+税8%)
ISBN
9784781615462
JANコード
1920075009267
NDC分類
783
発売日
2017年6月15日
判型
B6判  
製本
ページ数
256ページ
カテゴリー
趣味・実用
シリーズ
知的発見!BOOKS

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次

なぜ、栗山監督は「一番ピッチャー大谷」を決断したのか? 「名采配」と「迷・珍采配」の分岐点はどこにあるのか? ペナントレースやポストシーズンの勝負のアヤを分けた決断とは? 「名監督」や「名勝負」について記した本は数あれど、本書では「采配」だけに徹底的にこだわってプロ野球の歴史を読み解く。ドラフト取材歴30年、球界の表もウラも知り尽くした著者が描く、「プロ野球通」も唸った人間ドラマの数々。



手束 仁(てづか・じん)
愛知県生まれ、1981年、國學院大學卒。スポーツジャーナリストとして、スポーツの感動と素晴らしさを温かく伝えることをモットーとしている。特に、高校野球を中心として、学校や時代に関しても鋭く切り込む。主な著書に『高校野球マネー事情』『プロ野球名言珍言108選』(日刊スポーツ出版社)、『高校野球を200%楽しむ観戦読本』(実業之日本社)、『プロ野球ユニフォームセレクション』(洋泉社)、『プロ野球「もしも」読本』『プロ野球にとって正義とは何か』『プロ野球ドラフト「黄金世代」読本』『プロ野球「背番号」雑学読本』(イースト・プレス)などがある。『高校生新聞』特派記者などを務める一方、2012年、編集制作プロダクションとメディアミックスの株式会社ジャスト・プランニングを設立。

はじめに プロ野球にとって「名采配」とは何か

第一章 日本シリーズ、
クライマックスシリーズの名采配

2016年10月25日 日本ハム4‐3広島(日本シリーズ)
 栗山英樹の「四番は不動」に応えた中田翔
2007年11月1日 中日1‐0日本ハム(日本シリーズ)
 落合博満が山井大介の完全試合を止めた理由
2015年10月24日 ソフトバンク4‐2ヤクルト(日本シリーズ)
 工藤公康は「内川不在」をどう乗り切ったか
2001年10月24日 ヤクルト2‐1近鉄(日本シリーズ)
 若松勉の「勝つべくして勝った」堅実采配
2013年11月3日 楽天3‐0巨人(日本シリーズ)
 「最後は田中将大で」を実行した星野仙一
1975年10月25日 阪急3‐3広島(日本シリーズ)
 山口高志投入でドローに持ち込んだ上田利治

1995年10月21日 オリックス2‐5ヤクルト(日本シリーズ)
 野村克也がしかけたイチローとの「情報戦」
2003年10月27日 ダイエー6‐2阪神(日本シリーズ)
 新人・和田毅に第7戦を任せた王貞治の勇気
2005年10月15日 ソフトバンク5‐4ロッテ(プレーオフ)
 打たれても小林雅英を信頼したバレンタイン
2010年10月10日 西武4‐5ロッテ(クライマックスシリーズ)
 里崎智也に「下剋上」を懸けた西村徳文
1990年10月24日 西武7‐3巨人(日本シリーズ)
 「普段着野球」で盟主巨人を打倒した森祇晶
2008年11月8日 西武4‐1巨人(日本シリーズ)
 渡辺久信が博打に出た「岸孝之の中2日」

第二章 ペナントの行方を左右した名采配

2016年6月18日 広島4‐3オリックス(セ・パ交流戦)
 緒方孝市が演出した「神ってる」鈴木誠也
2016年7月3日 ソフトバンク0‐2日本ハム
 栗山英樹と「一番ピッチャー大谷」

2011年7月20日 日本ハム3‐1楽天
 田中将大にダルビッシュをぶつけた梨田昌孝
1987年8月9日 中日6‐0巨人
 星野仙一の度胸が生んだ近藤真市の「快挙」
1997年8月24日 近鉄11‐10ロッテ
 佐々木恭介と「いてまえ打線」の真骨頂
1994年10月8日 中日3‐6巨人
 「10・8決戦」で見せた長嶋茂雄の勝負強さ
2002年5月31日 ヤクルト1‐3阪神
 星野仙一の「勝利の方程式」へのこだわり
2009年7月21日 中日7‐4広島
 落合博満のプレッシャーに勝った立浪和義
1989年10月12日 西武5‐6近鉄(ダブルヘッダー第1戦)
 仰木彬の我慢の起用に応えたブライアント
1997年4月4日 巨人3‐6ヤクルト
 「4連発」の小早川毅彦への野村克也の言葉
2014年9月3日 巨人4‐2広島
 原辰徳の起用に応えた井端弘和の「執念」

2006年9月24日 ロッテ8‐4日本ハム
 金村曉を「非情交代」させたヒルマンの真意
2005年のロッテ
 日替わりヒーローを生んだ「ボビー・マジック」

第三章 球史に残る迷采配、珍采配

2004年4月2日 中日8‐6広島
 「開幕投手・川崎憲次郎」と落合博満の戦略
1996年7月21日 全パ7‐3全セ(オールスター)
 野村克也が「投手イチロー」を非難した理由
2016年7月8日 阪神2‐8広島
 金本知憲と「藤浪晋太郎の161球」
2014年7月9日 ヤクルト0‐4中日
 谷繁元信兼任監督の雨中の頭脳プレー
2010年9月9日 阪神2‐2中日
 真弓明信の珍采配「ライト西村」でV逸

1983年11月5日 西武4‐3巨人(日本シリーズ)
 藤田元司が江川卓より西本聖を選んだ理由
2016年7月10日 日本ハム6‐5ロッテ
 目先の起用にこだわり流れを手放した伊東勤
1960年、1979年の日本シリーズ
 西本幸雄と2度の「スクイズ失敗」
2000年の阪神
 野村克也の面目躍如「遠山、葛西スペシャル」
1989年の巨人
 藤田元司と「レフト原辰徳」の失敗

第四章 名采配で覚醒したグラウンドの名優たち

工藤公康と明石健志、川島慶三、中村晃、福田秀平
 最強軍団だからこその脇役起用の妙
近藤貞雄と高木豊、加藤博一、屋鋪要
 低迷チームを支えた「スーパーカートリオ」

岡田彰布とウィリアムス、藤川球児、久保田智之
 相手の攻撃を6回で終わらせた「JFK」
上田利治と高井保弘
 「代打本塁打27本」を生み出した決断力
緒方孝市と田中広輔、菊池涼介、丸佳浩
 弱小チームに革命を起こした「タナキクマル」
バレンタインと藪田安彦、藤田宗一、小林雅英
 役割の固定が監督と選手の信頼感を生む
吉田義男と八木裕
 阪神名物となった「代打の神様」伝説の始まり
中村勝広と亀山努、新庄剛志
 超変革の立て役者と「亀新コンビ」の抜擢
西村徳文と西岡剛、荻野貴司
 不穏ムードを一掃した2人のスピードスター
落合博満と浅尾拓也、岩瀬仁紀
 強すぎるゆえの「地味でおもしろくない野球」
第五章 名采配を演出した名監督たち

栗山英樹 大谷翔平の「二刀流」への配慮
仰木 彬 グラウンド外でもマジックを発揮
原 辰徳 「やりくり上手」という意外な一面
近藤貞雄 「勝利の方程式」の生みの親 
西村徳文 「史上最大の下剋上」での粘り
野村克也 屈指の頭脳派が後悔したこと
権藤 博 「権藤さん」呼びが生んだ結束力
古葉竹識 弱小球団を変革したGM的発想
王 貞治 「世界の王」だからこその改革
ヒルマン 無名の監督を起用した理由
星野仙一 3球団目で花開いた「闘将」の夢

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