素晴らしき哉、常識!

小林よしのり

「炎上」騒動で物議を醸したブログに加え、『SAPIO』連載中の「ゴーマニズム宣言」を収録した、著者待望の「時評集」!

定価
1,650円(本体1,500円+税10%)
ISBN
9784781614960
NDC分類
304
発売日
2017年2月15日
製本
ページ数
464ページ
カテゴリー
ビジネス・経済

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
憲法改正、下流老人、「日本死ね」、爆買い、都知事選、『君の名は。』、生前退位……わしはこう考えた! 「炎上」騒動で物議を醸したブログに加え、『SAPIO』連載中の「ゴーマニズム宣言」を収録した、著者待望の「時評集」。日本人よ、いまこそ本書で「常識」をとり戻せ!

小林よしのり(こばやし・よしのり)
1953年、福岡県生まれ。漫画家。1976年、大学在学中に描いた『東大一直線』でデビュー。以降、『おぼっちゃまくん』などの作品でギャグ漫画に旋風を巻き起こした。1992年、社会問題に斬り込む「ゴーマニズム宣言」を連載開始。すぐさま日本の思想状況を一変する大ヒットとなる。1998年、「ゴーマニズム宣言」のスペシャル本として発表した『戦争論』(幻冬舎)は、言論界に衝撃を与え、大ベストセラーとなった。近刊に『卑怯者の島』『大東亜論』第一部・第二部(小学館)、『民主主義という病い』『新戦争論1』『AKB48論』(幻冬舎)、『孤独を貫け』(イースト・プレス、清水克衛との共著)、『ゴーマニズム戦歴』(ベストセラーズ)、『9条は戦争条項になった』(KADOKAWA)などがある。
はじめに 「素晴らしき哉、常識!」の意味

第1章 これは「戦いの記録」だ!

竹中平蔵「トリクルダウンはない」の正直
北朝鮮の核実験を知ったら覚悟しろ
「単身女性の三人に一人が貧困」に驚いた
成人を劣化させる媚び媚び大人
将軍と大奥について
電波停止の脅しをかける安倍・高市は醜い
外国人観光客は目障りだ
桂文枝の浮気がなぜ責められる?
「言論の自由」と「慰安婦問題」
「保育園落ちた日本死ね」
中国人の爆買いに媚びを売る自虐的「おもてなし」を止めろ!
貧困の子供には税金は使えない?
「保育園落ちた日本死ね」に対するヤジは亡国の徒
世に良政府などない
自称保守論壇の崩壊が心地良い春
子孫に恥ずかしくないエネルギー政策を
「亡国の徒」曽野綾子の老化した感性
皇位の男系男子継承は女性差別である
ホラッチョ川上、凄い、笑える!
「産経抄」と藤原正彦はイスラム国の野蛮人と同じ
人間は進歩なんかしない
アメリカ教からの脱却のために
売春合法化はヨーロッパの流れ
夫の不倫の謝罪を妻にさせるのは卑怯
弱者を知らない者たちの差別意識
不倫を攻撃する若い世代
地震列島に安全地帯なし
非常時に配布すべきもの
明日は我が身と被災地を考える
リベラル全体に対する批判
瀧波ユカリさんに不謹慎だと叱られた
生理に対する見解の相違を明確にする
不謹慎狩りする幼稚な人々
プライドと偏見
「公論」とは何か?
なぜ改憲派は負けているのか?
田中角栄の流行から考える
西尾幹二と自称保守の破壊衝動
『WiLL』襲撃事件は大したものだ
湯船につからない奴が増えている
「説教保守」でもない、「ジェンダーフリー」でもない立場
年齢と時代と『おぼっちゃまくん』

第2章 蔓延する「民主主義」という病い

暴言が世界で流行っている
下流老人の解決方法
わしも人間だったという話
宇多田ヒカルの天才は健在だった
リゾート地で気付く「老化」現象
リゾート地で気付く「女性化」現象
権力を失った小泉と「トモダチ」米兵の共闘
同胞女性を守れない日本人男性
国語力のないネット民ゆえの潔癖王
今日の「そもそも総研」良かったよ
覚悟なき美しい偽善の言葉
原爆資料館には三回以上行くべきだが……
贅沢とケチの問題
『民主主義という病い』を右派と左派はどう読むか?
杉並区の保育所建設に反対する住民
顰蹙覚悟の『民主主義という病い』
「新しい判断」って凄い
権力擁護は言論の「意義」がない
一にも二にも「社会保障」だ
Yくんが見つかって良かった
「承認願望」は民主主義の病い
舛添に銀の食器を
浜矩子氏は自主防衛が嫌いらしい
尖閣諸島、接続水域での攻防
「アリVS猪木」の異種格闘技戦に感動した
舛添都知事をギロチンにかけよと熱狂する民衆
『ゴーマニズム戦歴』ゲラ読了、興奮した
「実感」と「情報」について
辻元清美氏『デマとデモクラシー』
おりこうさんのラップで投票を呼び掛けている
集団リンチをまだ続けたかった愚民主主義
ロックとは何か?
「民主主義という病い」のフレンチの仕掛け
EUはバベルの塔である
EU離脱を全マスコミが批判している愚
移民制限は責任ある大人の態度だ
EUとは「ドイツ帝国」ですよ
若者は「将来不安」のない日本を知らない
若者信仰は民主主義の病いである
『とと姉ちゃん』の戦時中の描写がワンパターンだ
ノスタルジーだが興奮する昭和の歌謡界
道半ば、はるかかなた、道途絶
参院選が盛り上がらない民主主義
スマホを持った貧困者はいると「洞察」する感性
イラク戦争の検証なんかあっかんべー
民進党は改憲草案を作れ

第3章 真に女性が輝く時代へ

おそるべき天皇、生前退位の真相
メイ首相がカッコいい
めちゃ嬉しい感想だぞ、これ!
史上最低の都知事選を中止しろ
ミック・ジャガーに学ぶ
鳥越の淫行記事を読んだ
ポケモンGOで死者はまだか?
ポケモンGOで議論する気などない
安楽死と虐殺の区別がつかない狂人
井上達夫氏との対談
犠牲になった障害者の名前を報じないのはなぜだ?
『シン・ゴジラ』こんな感想が一人いる
小池百合子は「女性の時代」に相応しい
日本会議は国賊集団である
Y染色体を信仰する因習集団
憲法違反の「特別立法」は許されない
天皇陛下のお言葉を聞いて
反戦番組よりオリンピック
ヘンタイな国民
五輪コンドームとユウェナリスの言葉
バイデン副大統領の名言
「旧皇族」は老人しかいないのだぞ
シールズは民主主義に関心がなかった
左派にも、右派にも、市民運動の危うさはある
池上彰の番組でエセ遺伝学を使うな
見えない貧困、見えない富裕を捉える感性
花形満の時代、星飛雄馬も左門豊作もいない
天皇陛下のお役に立ったのか?
「朝ナマ」の反応とオウム真理教との相似
最近の悠仁さまと愛子さまのこと
「産経新聞」に告ぐ!
譲位でなぜ政治利用ができるのか?
「典範改正には時間がかかる」は嘘!
「バリバラ」障害者について
砂澤陣『北海道が危ない!』を読め
ゲスな動機とは限らない
『こち亀』終了で新たな挑戦に期待
誰が言うのかが肝心なのだ
「人格攻撃」なんていう寝言
皇位継承の議論をしない勇気なきマスコミ
天皇陛下と安倍政権との戦争になった!
感動ポルノですみません
『文藝春秋』の記事を読んでみた
庶民は正しいが無知だから騙される
政治利用されるサブカルについて

第4章 時代は変わる、泳ぎ始めるのだ!

安倍晋三の異様な思考回路
蓮舫より蓮舫を叩く弱虫の方が嫌い
新海監督の『君の名は。』に感心した
『週刊ポスト』が特措法を批判している
医療の発達は側室に代われるか?
豊洲市場の疑惑はとっくにあったはずだ
乃木坂46『シークレットグラフィティー』が神曲すぎる
朝日新聞は左翼だからこそ「男系固執」である
純潔血統・国籍主義でいいのか?
ヒラリーさん、「女性が輝く社会」なんて嘘です
『シン・ゴジラ』と『君の名は。』の違い
ギャグ漫画と風刺と社会分析
『AERA』記事中の山下晋司氏の意見に瞠目
野田佳彦氏に注目しておこう
共同体の喪失と『君の名は。』
「朝ナマ」に対処する睡眠調整に入る
「朝ナマ」の感想と、真の女性が輝く時代
人間は変わる、成長する「対自存在」だ
名誉男性の心理を探る
エマニュエル・トッドの考えに同意する
稲田朋美の化けの皮が剥がれてきた
民進党が典範改正案を検討
天皇を封じ込める官邸
新宮内庁次長は「官邸直送」の見張り番
愛子さまは不登校ではない
プロなら批判も嫉妬も許される
「竹田研究会」幹事長を東京地検特捜部が逮捕
「博多ぎらい」という記事が面白い
辻元清美の出版記念パーティーにて
時代は変わる、泳ぎ始めた方がいい
眞子さま横浜デートで見えた日本の未来
劣等男性に愛想が尽きる
「愛子さまが獣医の夢に葛藤」という邪推
ノーベル文学賞の記憶
「土人」と叫んだネトウヨをねぎらってる場合か
皇后さまの「承詔必謹」を見習うべし

第5章 ゴーマニズム宣言 2014-2016

集団的自衛権に「限定的容認」などない
イデオロギー・パック詰めから脱せよ
女の誇りを失った“準男性”
『新戦争論1』から始める世直し
「在日特権」はデマである
イスラム国を生み出した戦犯
沖縄・少女学徒隊の真の姿
慰安婦を“性奴隷”とした安倍首相
日本には主権がない
『卑怯者の島』で戦場のリアルを疑似体験せよ!
イラク戦争の失敗を未だに認めない恥国民
老いて益々壮んなり
徴兵制は「苦役」ではない
シールズにすり寄る幼稚な大人たち
「南京大虐殺文書」記憶遺産登録の愚
日本人ならではのエートス
「トリクルダウン」などあり得ない!
慰安婦問題「日韓合意」は世紀の失態である!
国連委「女性差別撤廃」勧告の背後にあるもの
解毒剤としての『民主主義という病い』
国家を弱体化させる「愚民主主義」
天皇陛下に反逆する男系固執派

新刊New Releases

next
prev