プロ野球「黒歴史」読本 メディアを騒がせた75人の男たち
プロ野球取材歴30年、球界の表もウラも知り尽くした著者が徹底分析!
なぜ、彼らはヒーローの座から転落したのか?
- 定価
- 990円(本体900円+税10%)
- ISBN
- 9784781614403
- NDC分類
- 783
- 発売日
- 2016年6月3日
- 製本
- 並
- ページ数
- 400ページ
- カテゴリー
-
趣味・実用
詳細Detail
- 内容紹介
- 目次
巨人投手陣の賭博行為や、清原和博容疑者の覚せい剤使用など、球界が大いに震撼した2016年春。球界の選手教育の在り方への批判の声が上がるなど、一般社会と球界の常識の違いが改めて浮き彫りとなった。しかし、これは氷山の一角にすぎない。80年におよぶ日本プロ野球の歴史は、スキャンダルの歴史でもあった。プロ野球取材歴30年、球界の表もウラも知り尽くした著者が、球史を彩る「悪党」たちの素顔に迫る。
手束 仁(てづか・じん)
愛知県生まれ、1981年、國學院大學卒。スポーツジャーナリストとして、スポーツの感動と素晴らしさを温かく伝えることをモットーとしている。特に、高校野球を中心として、学校や時代に関しても鋭く切り込む。主な著書に『高校野球マネー事情』『プロ野球名言珍言108選』(日刊スポーツ出版社)、『高校野球を200%楽しむ観戦読本』(実業之日本社)、『高校野球ユニフォームセレクション』(洋泉社)、『プロ野球にとって正義とは何か』『プロ野球「もしも」読本』『プロ野球「背番号」雑学読本』(イースト・プレス)などがある。『高校生新聞』特派記者などを務める一方、2012年、編集制作プロダクションとメディアミックスの株式会社ジャスト・プランニングを設立。
手束 仁(てづか・じん)
愛知県生まれ、1981年、國學院大學卒。スポーツジャーナリストとして、スポーツの感動と素晴らしさを温かく伝えることをモットーとしている。特に、高校野球を中心として、学校や時代に関しても鋭く切り込む。主な著書に『高校野球マネー事情』『プロ野球名言珍言108選』(日刊スポーツ出版社)、『高校野球を200%楽しむ観戦読本』(実業之日本社)、『高校野球ユニフォームセレクション』(洋泉社)、『プロ野球にとって正義とは何か』『プロ野球「もしも」読本』『プロ野球「背番号」雑学読本』(イースト・プレス)などがある。『高校生新聞』特派記者などを務める一方、2012年、編集制作プロダクションとメディアミックスの株式会社ジャスト・プランニングを設立。
関連リンク
はじめに プロ野球は「表とウラ」があるからおもしろい!
第一章 日本人選手編Ⅰ──球史を彩った「悪役」たち
清原和博 なぜ「好青年」は「番長」に変貌したのか
江川 卓 いわずと知れた「悪党」の代表格
桑田真澄 頭脳的プレーでスキャンダルを払拭
笠原将生 「黒い交際」の噂で選手生命を絶たれた逸材
愛甲 猛 一瞬の表情でアイドルから悪党に反転
藤王康晴 安打製造機からスキャンダル製造機に
加藤哲郎 近鉄の敗退は本当に「失言」が原因だったのか
元木大介 甲子園のスラッガーが「クセ者」に豹変
小池秀郎 8球団競合→ロッテ指名拒否で人生が暗転
福留孝介 「情」より自分の意思を貫く男
一場靖弘 「栄養費問題」で人生が狂った悲運のエース
那須野 巧 球界を震撼させた裏金問題の犠牲者
東尾 修 数々の乱闘を巻き起こした強気の内角攻め
中村紀洋 「お山の大将」体質が招いた波乱の人生
伊良部秀輝 「力勝負」にこだわった男の寂しすぎる最期
小川 博 殺人犯に堕ちた男の「栄光の時代」
塩谷和彦 イチローを超えた男が詐欺で逮捕
堀内恒夫 選手でも監督でも憎まれ役だった「悪太郎」
張本 勲 巨人移籍で反感を買った安打王
小川健太郎 王対策の「背面投げ」に非難が殺到
第二章 日本人選手編Ⅱ──ファンの期待を裏切った「元ヒーロー」
斎藤佑樹 このまま「かつてのヒーロー」で終わるのか
大石達也 佑ちゃん人気のなかでの6球団競合だったが
堂上直倫 田中将大、坂本勇人の同期ナンバーワンの今
竹田光訓 通算1勝に終わった明治大のエース
酒井圭一 「怪物サッシー」も性格のよさが仇に
井上圭一 東映2位指名拒否→ロッテ1位指名の代償
源五郎丸 洋 「珍名エース」を襲ったアクシデントの真相
大場翔太 410奪三振、6球団競合のエースの現状
田澤純一 「掟」を破った男は伝説をつくれるか
長嶋一茂 なぜ「スターの息子」は不運だったのか
高野 光 自殺で幕を下ろした「新人開幕投手」の人生
定岡正二 最後まで「巨人の定岡」を貫いて引退
島本講平 開花し切れなかった「2代目コーちゃん」
由 規 「甲子園最速男」が会見で流した涙
江夏 豊 なぜ「伝説の男」は挫折続きだったのか
松坂大輔 稀代の「怪物」が見舞われた人生初の挫折
第三章 外国人選手編
W・デービス 打棒爆発も「上から目線」で大顰蹙
R・デービス 全国中継の試合で東尾修をぶん殴る
ブライアント 中日二軍から近鉄の主砲に
ガルベス ミスター長嶋に丸坊主で謝罪させた大狼藉
ホーナー 「日本は嫌い」と発言したヤクルトの主砲
ペピトーン 無断帰国、職場放棄……史上最悪級の助っ人
シピン 全力プレーが魅力だった「ライオン丸」
ライト 降板を告げると暴れ出す「テキサスの牧童」
クロマティ 大乱闘劇を演じた中日・宮下との友情
ビュフォード 「太平洋vs.ロッテ」遺恨戦でカネやんに突撃
ミッチェル 身勝手な行動に「寝業師」根本陸夫も唖然
バッキー たった一発のパンチで選手生命を絶たれる
第四章 監督編
有藤通世 国民的悪役となった「ミスターロッテ」
濃人 渉 「権藤、権藤、雨、権藤」でエースを破壊
金田正泰 選手に2回も殴られたパワハラ大魔王
落合博満 実績を残しても嫌われる「悪党」の代表格
鈴木啓示 監督の座だけは投げてしまった「完投王」
水原 茂 巨人での栄光を捨てて手にした名将の称号
広岡達朗 「海軍式野球」で総スカンを食らった賢将
森 祇晶 「強いけどおもしろくない野球」を貫徹
上田利治 1時間超の猛抗議で辞任した日本一監督
山田久志 元スーパーエースが2年で解任された理由
石毛宏典 離婚から始まった「西武監督候補」の転落
伊原春樹 「名コーチ必ずしも名監督にあらず」で休養
大久保博元 なぜトラブルメーカーは成り上がれたのか
星野仙一 ヒールとヒーローを交互に演じる千両役者
第五章 フロント、球界首脳編
渡邉恒雄 なぜ名記者は「球界のドン」に転じたのか
堤 義明 財界の盟主はプロ野球に何を求めていたのか
高塚 猛 「オーナーごっこ」で王ダイエーを完全破壊
小津正次郎 お家騒動を頻発した「オヅの魔法使い」
久万俊二郎 それでも2回の優勝を実現した「暴君」
松園尚巳 宿敵・巨人の優勝を願う「大失言」の真相
永田雅一 映画界から球界に貢献した稀代の興行師
鈴木龍二 正力との縁で活躍した「球界の大岡越前」
金子 鋭 江川に翻弄された悲運のコミッショナー
根本陸夫 つねに表裏を感じさせた「球界の寝業師」
清武英利 「反骨の男」か、それとも「ミニナベツネ」か
赤嶺昌志 選手を守るためには手段を選ばなかった男
堀江貴文 球界進出は逃したが、じつは陰の功労者
執筆協力者紹介
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