心理学的に正しいプレゼン 聴衆を納得させる99のアプローチ

スーザン・ワインチェンク 著 / 壁谷さくら 翻訳

人々の心をつかむにはどうすればいいのか?

定価
1,650円(本体1,500円+税10%)
ISBN
9784781613536
NDC分類
336
発売日
2015年9月17日
製本
ページ数
358ページ
カテゴリー
ビジネス・経済

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
人はどのように見聞きし、考え、行動に移すのか 1,000社以上の一流企業で教えたカリスマ心理学者が明らかにし、 最高のプレゼンのために学ぶべきポイントを99個紹介。 商品開発、営業、企画、接客など、 「プレゼン力」が求められるあらゆるビジネスシーンに通用する必携の一冊。

スーザン・ワインチェンク(Susan Weinschenk)
米ヒューマン・ファクターズ・インターナショナル社UXストラテジー部門の責任者。博士(心理学)。心理学の最先端研究をデザインに応用する方法を30年以上に渡って研究し続けている。『インターフェースデザインの心理学』(オライリージャパン、2012年)はUI設計に携わる人たちから高く評価され、ロングセラーとなっている。
はじめに  心理学を活用して、すぐれたプレゼンターになるには

第1章 記憶させる22のアプローチ
1 小さくまとめた情報で開示する
2 事前に予備知識を与える
3 確証バイアスをうまく利用する
4 信念を徐々に変化させる
5 思考プロセスを理解する
6 ストーリーを活用する
7 例を挙げて説明する
8 短期記憶に負担をかけない情報量にする
9 「1度に4つまで」の原則に従う
10 既存の情報に結びつける
11 情報を再認させる
12 記憶の崩壊を最小限にする
13 重要な情報の見せ方に注意する
14 不完全な記憶力に頼らない
15 情報を整理し、最適なカテゴリーにまとめる
16 プレゼンテーションを長時間に感じさせない方法
17 クリエイティブなプレゼンテーションにする
18 聴衆をフロー状態にする方法
19 文化の違いを念頭に入れ組み立てる
20 20分を目安に計画を立てる
21 視覚、聴覚、運動感覚をバランス良く刺激する
22 失敗とフィードバックを組みこむ

第2章 注意を引きつける5のアプローチ
23 「最長10分程度まで」と意識する
24 無意識の注意に気をつける
25 予想できない内容と展開にする
26 プレゼンテーションのあいだ複数のことをさせない
27 散漫になりづらい構成にする

第3章 前のめりにさせる12 のアプローチ
28 目標への進行状況を教える
29 報酬を与えるタイミングを計る
30 行動を形成する
31 知的欲求を刺激する
32 さまざまな合図を的確に示す
33 外的報酬より内的報酬を与えるようにする
34 上達したことを実感させる
35 満足を先延ばしにしすぎない
36 大きな変化を期待しすぎない 
37 習慣づけるには、小さなことから始めさせる
38 相手を少なくし、競争意欲を引き出す
39 自律を実感させる

第4章 十分に見聞きさせる12 のアプローチ
40 視覚と聴覚をうまく共存させる
41 明瞭に発声する
42 視覚的に気の散る要素は排除する
43 スライドよりも自分に目が向くようにする
44 題名と見出しは簡潔で明確なものにする
45 読みにくい書体は使用しない
46 文字は読めるサイズにする
47 視覚の中心だけでなく、端に映るものにも気を配る
48 顔を、注目を集め、感情を伝える武器とする
49 読みづらい色どうしを組み合わせない
50 どんな人にも有効な色使いにする
51 色が付与する意味に注意して選択する

第5章 活気を生む環境にする9のアプローチ
52 出席者数に合った部屋にする
53 照明は暗くしすぎない
54 どの席からも見える配置にする
55 プレゼンテーションの目的に沿った配置にする
56 オンラインの場合は、さらに気をつける
57 疲れや眠気を増幅させない構成にする
58 快適な室温にする
59 不快にさせるものを取り除く
60 インターネットや電源の接続環境を整える

第6章 心をつかみ熱中させる10 のアプローチ
61 データばかりではなく、逸話を盛りこむ
62 共感できるストーリーを盛りこむ
63 小さな驚きを組みこむ
64 予想外と想定内のバランスを取る
65 確かな安心感を与える
66 タスクを与え、忙しいと感じさせる
67 スライドの美しさに気を配る
68 音楽を効果的に活用する
69 悲しみや恐れを感じさせるとき、なじみのあるものを使う
70 プレミア感を演出する

第7章 信頼し安心させる13 のアプローチ
71 権威を保つ
72 自信を最初に示す
73 正直で誠実であることを心がける
74 権威を示す姿勢や動きをする
75 伝えたい内容に合った手の動きをする
76 感情を声にのせる
77 顔の表情に気をつける
78 感情は伝わる
79 メッセージに沿った服装にする
80 魅力や類似性を示す
81 話をすることで、脳の同調機能が働く
82 少しでも「知り合い」になる努力をする
83 場の責任者であることを示す

第8章 行動を起こさせる16 のアプローチ
84 無意識の要素に訴えかける
85 「チャンスを逃したくない」気持ちを刺激する
86 選択肢の数を制限する
87 自分で選んだ、と感じさせる
88 節約できる金より時間のことを強調する
89 気分に影響を与える
90 自由に意見を出せるようにする
91 リーダーシップを保ち続ける
92 他者が同じ行動を取っている、と示唆する
93 影響を受けない人間はいない
94 実物を提示する
95 ペルソナに働きかける
96 自分事だと感じさせる
97 こだわりを強くさせる
98 「借り」の感覚を植えつける
99 あえて譲歩する

補章1 プレゼンテーションの組み立て
補章2 90日間の改革計画

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