男しか行けない場所に女が行ってきました

田房永子

お宅のダンナ(カレシ)、こんな楽しいことしてますよ…。羨ましすぎるッ!(怒)
エロ本の取材現場を「女目線」で覗いて気づいた「男社会」の真実。

定価
1,320円(本体1,200円+税10%)
ISBN
9784781612799
NDC分類
380
発売日
2015年1月28日
製本
ページ数
237ページ
カテゴリー
政治・社会

詳細Detail

  • 内容紹介
  • 目次
ベストセラー『母がしんどい』『ママだって、人間』の田房永子の最新刊。こっそり報告します……お宅のダンナ(カレシ)、こんな楽しいことしてますよ…。羨ましすぎるっ!(怒)
エロ本の取材現場を「女目線」で覗いて気づいた「男社会」の真実。
男しか行けない場所、男たちが行く風俗はどんなところなのか。女たちは知らされていない。知らされることなく、「男がそういう場所に行くのは当たり前」「許すのが賢い女」と言われる。今こそ知って考えたい。男しか行けない場所が、どんなところなのか。そこでは一体どんなことが繰り広げられているのか。

田房永子(たぶさ・えいこ)
武蔵野美術大学短期大学部美術科卒業後、21歳で漫画家デビュー。25歳よりエロ本で漫画やイラスト、ライター業をはじめる。26歳の時、エロ本の仕事をするなかで女としての葛藤を書いた文章が女性誌に掲載される。29歳の時、その葛藤をまとめた『むだにびっくり』シリーズを自費出版。30歳には活動を女性向け媒体に移す。33歳、はじめての単行本『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)を出版。その後『ママだって、人間』(河出書房新社)、『呪詛抜きダイエット』(大和書房)、『うちの母ってヘンですか?』(秋田書店)を刊行。現在はノンフィクションの漫画やコラムを中心に多数連載中。1978年生まれ、東京都出身。
はじめに

第1章 男しか行けない場所
風俗だからって超絶テクニックを受けられるわけではない 人妻アロマオイルマッサージ
男は本当に「種を残したい生き物」なのか ドール専門風俗店
当たりそうで当たらないおっぱいを楽しむ 密着型理髪店


第2章 男のための場所で誘う男たち
「俺の女、べっぴんだろ。体の反応もスゲエんだぜ」 富裕層スワッピングバーティー
「女」というだけで、女扱いされる 逆ナン部屋
20歳以上サバを読んでる人との会話は大変 自称29歳のテレクラ男


第3章 男しか行けない場所で働く女たち
はじめて会った人に「性感帯はどこですか?」と聞く難しさ 翼ちゃん(23歳/ファッションヘルス勤務)
「もう、いっすかぁ?」 ももちゃん(21歳/マジックミラーオナニー店勤務)
「ライターさんも風俗のお仕事されてるんですか? くるみちゃん(21歳/マンションヘルス勤務)


第4章 エロ本を作る男たちと私
「不幸な女は最初からはじく」 中出しAV監督
「こちらのプーさんは、漫画家の田房さんです」 エロ本編集者・小此木さん(29歳)
「君の肌、なんか触りたくなる」 ライターの先輩・近藤(30歳)


第5章 実は男しか行けない場所
実は男しか行けない場所
向こう側の同性を評価する、はじめての感覚 イケメンとの仕事
「私の緊張なんて、男には絶対に分からない」 新幹線でくつろぎまくる男たち


あとがき

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