生きづらさを抱えた人々の心をいまなおとらえて離さない、文豪・太宰治の世界を漫画で味わえる1冊です。戦後の動乱の中で生きる華族たちの、美しくも儚い滅びの運命を描いた「斜陽」、入水自殺の直前に書き上げた自伝的作品「人間失格」の2タイトルを収録。※本書は小社刊「まんがで読破」シリーズの『斜陽』(2008年2月)『人間失格』(2007年8月)を合本・改題したものです。
太宰治(だざいおさむ)
1909年-1948年。青森県出身。東京帝大在学中に、左翼運動にかかわる。
女性問題、薬物中毒、数度の自殺・心中未遂など、波乱の青春時代を送る。
左翼運動と絶縁した後は執筆に集中し、多くの傑作を発表。
自伝的小説『人間失格』完成の1か月後、東京の玉川上水にて入水。その他の作品に『ヴィヨンの妻』『津軽』等。
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