今から約400年前、中国は明の時代の末期に生きた洪自誠という男。
彼が書き残した処世訓『菜根譚』は、その後多くの人々によって読み継がれ、「中国の処世訓の最高傑作」とも言われています。
人間関係や出世、経済的な問題など、悩みの多い現世を生きる人々の心を捉えた名作は、日本でも読者を増やし、田中角栄、吉川英治、川上哲治らに座右の書として愛読されたそうです。
儒教・仏教・道教それぞれの思想を取り入れた『菜根譚』のエッセンスを、ぜひまんがで味わってみてください。
洪自誠(こう・じせい)
明朝の末期、万暦年間(1573年〜1620年)頃の人。出身地や経歴の詳しいことはわかっていないが、官吏として務めた後、隠遁生活を送り、『菜根譚』を著したとみられる。
洪自誠自身は儒者であったが、『菜根譚』では儒教・仏教・道教それぞれのエッセンスを取り入れ、処世訓としてまとめた。

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