妻と娘をなくし高級仕立屋として生計を立てる嘉彦は、得意先の令嬢・薫子に恋慕すると同時に彼女の母・光代の性戯に付き合う日々を過ごしていた。光代はマゾになる日もあれば女王様となり嗜虐の悦びに酔いしれる日も……。ある日、嘉彦は仮面舞踏会に参加していた薫子が男と妖艶に乱れ合う姿を目撃してしまう。仮面をつけ身悶える薫子の豹変に驚きながらも凝視していると、彼女の内股に光代と同じ刺青があるのに気がついて――。薫子の服を作り続け、彼女の体の変化を把握し見守っていた嘉彦だったが……?
霧原 一輝(きりはら・かずき)
1953年愛知県生まれ。エロスを追及しながら様々な文筆業を続け、2006年『恋鎖』(双葉文庫)にて霧原一輝としてデビュー。【大人の男が元気になる官能】をテーマに執筆し、読者の熱い共感を得る。『蜜楽さがし』(双葉文庫)にて『この文庫がすごい!2010年版』官能文庫大賞銀賞を受賞。

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