いま、共産党は歴史的激動期の火中にある。2015年の安保法制国会は国論を二分し、激論を国会の内外で闘わせた。SEALDsをはじめ学生・市民革命的な運動の広がりに、安保法制廃案の一点の大義において、共産党は「野党共闘」という歴史的決断をした。2016年参議院選挙において、全国32の1人区すべてに「野党統一候補」を擁立した意義はあまりに大きい。今後の「国民連合政府」樹立へのビジョンと結党94年に及ぶ日本共産党の人物史を党最高幹部への直撃インタビューから迫った政治ノンフィクション! ベストセラー『日本共産党の深層』に大幅加筆した増補・改訂版!
大下英治(おおした・えいじ)
1944 年広島県に生まれる。1 歳のとき被爆。父を失う。苦学の末、広島大学文学部仏文学科を卒業。大宅壮一マスコミ塾第七期生。1970年、『週刊文春』特派記者いわゆる“トップ屋”として活躍。圧倒的な取材力から数々のスクープをものにする。月刊『文藝春秋』に発表した『三越の女帝・竹久みちの野望と金脈』が大反響を呼び、三越・岡田社長退陣のきっかけとなった。1983年、『週刊文春』を離れ、作家として独立。政治、経済、芸能、闇社会まで幅広いジャンルにわたり旺盛な執筆活動を続ける。『小説電通』でデビュー後、『実録 田中角栄と鉄の軍団』、『美空ひばり 時代を歌う 』、『小沢一郎の最終戦争』、『昭和闇の支配者』〈全六巻〉、自叙伝『トップ屋魂』、『悲しき歌姫 藤圭子と宇多田ヒカルの宿痾』(イースト・プレス刊)、『田中角栄秘録』、『児玉誉士夫闇秘録』、『日本共産党の深層』、『内閣官房長官秘録』、『田中角栄 権力の源泉』、『孫正義秘録』、『小泉純一郎・進次郎秘録』(以上、イースト新書)等、著書は450冊以上に及ぶ
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